2008年10月08日

トコBirthday!!(免疫介在性溶血性貧血・その後)

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10/7はトコのバースデー!!

今年の誕生日は、私たちにとって、特別です。


4月に「免疫介在性溶血性貧血」という

とても危険な病気になり

一時は、覚悟を決めた程・・・。

 免疫介在性溶血性貧血(1)〜(15)


今でも飲み続けているステロイドですが、

それも3日に1度にまで数を減らせてきています。

それでも、ステロイドの副作用で肝臓が良くないので

10日程まえからは熱がずーっと下がらず

体はだるそうで、食べ物も食べても戻してしまうことが続き

その分お薬も多少増え、そんなトコを母に託して

3日間おうちを留守にしてコンサートだった私は

すごく心配でした。


ここ数日は、とても気分も良さそうで

家の工事に入っている職人さん達にも

一丁前に吠える程元気!

(ただ怖くてビビって吠えてるだけ(^^;)なのですが・・・)


あれから半年が経ち、溶血(赤血球が壊されてゆくこと)は

4月以降、ありがたいことに起きていません。

この病気になると、半数、もしくはそれ以上は生きてゆけないと

数字的には出てはいますが

トコのように薬を飲みながら

ほぼ普段通りに生活ができるようになることもあるってことを

(もちろん階段登るくらいで呼吸が上がったり、体力が落ちたり

 おなかがふくれたまま元には戻らなかったり・・・ありますが) 

今、この病気と戦っているワンや飼い主さんには

知って頂きたいし、諦めてほしくないと思っています。


今日、こうやって誕生日を迎えたトコを隣で抱きしめながら

たとえ一生ステロイドを飲み続けることになっても

ちゃんとその時間も複数の薬も、きちんと管理するから

ずーっと一緒にいよーねって、約束しました。

この春・夏遊べなかった分、寒くなるまでの過ごしやすいうちに

海辺もいっぱい歩こうね。ドライブも行こう!




さらにその半年後のトコの様子「トコ、うれし〜!」





posted by 宮西 希 at 01:36| Comment(0) | ペット・免疫介在性溶血性貧血

2008年05月12日

免疫介在性溶血性貧血(15)最終話

免疫介在性溶血性貧血(14)のつづき


あれから1ヶ月と1週間。

おかげさまでトコは、元気を取り戻しつつあります。

まだたくさん運動はできないし、足腰弱ったせいで

フローリングでは滑ったりしています。

1日1度のステロイド(飲み薬)も、かかせません。


私がお仕事で地方にずーっと出ることになり

トコと薬は両親に預けました。


薬は肝臓の薬・抗生剤もあるので1日3回。

そちらはまぁそれほど神経質にならなくてもいいけど

ステロイドは、きちんと時間も守って飲ませなくてはなりません。


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なので、任せる両親用に

こんなものを作りました。

忘れないように

常に使う冷蔵庫に

ピターッと!!





また、この件では遠慮しているワケにはいかず

図々しくも、ワン友達にも助けてもらう予定でいます。

本当にありがとう〜〜!!!




この免疫介在性溶血性貧血は

それほどめずらしい症状ではありません。

だけど、フィライアだとか狂犬病のように、広く認知されていません。


「免疫が赤血球を破壊する」だなんて

恐ろしいことですが、とにかく早く気付いて

赤血球が最悪な危険値まで減る前に、治療を始めれば

助かる率も上がります。


動物が言葉を使わない分、人間が

動物達が意思を伝達するのに使っている(と思われる)「力」を使えれば

「なんかね、だるいの・・・」と分かるかもしれないけど

それが出来ないのであれば

普段から様子をよ〜く見ていて

ちょっとの変化に反応することだと思います。


「こういうことがあるんだ」と、たくさんの方々が知って下さったら

何かあったときに「あれ?」と疑いを持つことができるんじゃないかと思い

私の音楽活動とは関係のない記事ですが

シリーズものとして書かせて頂きました。

(黙認してくれた事務所=ボス上野、ありがとう!)



これで、これからもまた「トコとお散歩」という曲は

みなさまの前でもいつものように、ご披露できると思います!



私も本当に驚く程

この病名や「赤血球・破壊」というキーワードで検索して

このページに辿り着いて下さっている方が

たくさんいらっしゃるようです。

本当に、さすってあげることくらいしか、何もできない・・・と

落ち込む日もあると思うけど、飼い主が負けちゃダメ!!

必ずトコのように、元気になると「信じて!」ください。

それが、ワンにとっては大きな大きなパワーになります!!


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トコを助けて下さった飯塚先生




免疫介在性溶血性貧血・その後へ




posted by 宮西 希 at 07:10| Comment(0) | ペット・免疫介在性溶血性貧血

2008年05月11日

免疫介在性溶血性貧血(14)

免疫介在性溶血性貧血(13)のつづき


これで何とか希望が持てる!と思えたのは

18日目の朝でした。


ステロイドが減って来て、少〜しだけお腹がへこんできたトコは

今まで登りたくても登れずに

下から睨みつけるように2階を見上げていた階段を

私を追いかけて1人で登ってきたのです!


2階で身支度をしていた私は、「ストトン、ストトン」という音に

最初は「なんだろう?」と思いましたが

それがトコが一歩一歩ゆっくりと、階段を上ってきた音だと気付き

2階で、まさに『感動のご対面!!』をしてしまいました!


私もすっごく喜んだけど、トコ本人が、もう、すっごく喜んだ!

しっぽをブンブン振って、「やったーっ!!」って感じに

すっごく笑っていました。



まだ、すぐに息が切れてしまうのでなるべく登らせたくなかったけど

それが自信になったみたいで

急に元気が出て来て、いろんなことが出来るようになりました。

ずっとほとんど、横になってばかりいたのが

部屋の行き来が増えてきたし

人の後を追いかけて歩いてくるようになったし

レッスン室までくっついて来て、いつものように床にペターとして

ずっと練習を聴いていたり・・・



そこからは、早かったです。


そのうち、ごはんが欲しい時にいつもする

おわんを持ってくるという行動も

短距離だけどできるようになってきたし

今までかたくなに「いらない・・・」と言っていた

大好きなはずのレタスやキャベツを食べ始め

牛乳も、この頃から飲むようになりました。


これなら、大丈夫!!!

そう思った私は、トコを最初に診てくれた救急病院に

高尾先生と山中先生の両方がいらっしゃる日を聞いて

診療時間より前にトコを連れてご挨拶に行きました。


入った瞬間、「わぁ〜!!トコ〜!!」

スタッフの方々からそう声があがり、びっくりしました。

毎日何匹もの犬や猫を診ているだろうし

それも、たった1度、数時間だけのおつきあいなのに

ここの方々の、動物達への愛情を再認識しました。


お礼に・・・と、トコがジャケットを飾っている私のCDをお渡しし

一緒に写真を撮らせて頂きました。


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左から幡本先生、山中先生、高尾先生


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免疫介在性溶血性貧血(15)へ






posted by 宮西 希 at 20:58| Comment(0) | ペット・免疫介在性溶血性貧血

免疫介在性溶血性貧血(13)

免疫介在性溶血性貧血(12)のつづき


「1日朝夕2本の注射プラス飲み薬」は

「1日1本プラス飲み薬」になり

救急病院に行った(告知された)日から13日目には

「1日3回の飲み薬」になりました。



この頃には、ステロイドの影響が

体のあちこちに顕著に見られるようになりました。

お腹がものすご〜いパッツンパッツンに膨らむことは

(11)にも書きましたが

今度は足が、ブックリと浮腫んできました。

これは、体の方へ戻すようにマッサージをすると良いのですが

触ると気持ちが悪いらしく、とても嫌がりました。


また、激痩せしたこともあり、足腰が弱くなって

しかも、大きなおなかが邪魔で

特にフローリングの床だと

フセの状態から立ち上がるのも難しくなりました。



ステロイドに助けてもらっておいて

こんなことを言うのもナンですが・・・

ステロイド、ヤダなぁと思いました。


確かにこの薬は、とても難しい薬で

毎日同じ時間にきちんと飲まないといけないし

あまり長期間の服用は、体に悪いんです。

かといって、いきなり量を減らすことは出来ない薬で

お医者さんの指示通り、ゆっくり徐々に減らしていきます。


実際、ステロイドの量が減ってゆくと

トコの体調も良くなってきました。

ただ、薬を減らしている段階で、また症状が出ないとも限らないので

本当におっかなびっくり、毎日ヒヤヒヤでした。



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この頃のノートには、おしっこの色・回数だけでなく

出来なくなってしまったこと

出来るようになったこと

何でもかんでも書き続けました。



ある日、どうしても都合がつかず

15分だけ1人でお留守番の時間ができてしまいました。

気をもみながらお家へ帰ってみると

そこには、おしっこのプールの中でもがいているトコがいました・・・。



薬のせいで大量の水を飲んでいるので

トイレの回数も異常に多いのですが

きっとトイレに行こうと立ち上がろうとしたのでしょう。

フローリングで踏ん張れず

そのままおしっこが漏れてしまって

さらに滑って立ち上がれなくなったのだと思います。

全身びしょびしょで床でもがいている30Kg超のトコを

必死で抱き起こしました。

自慢の長い耳からも、おしっこが滴り落ち

あまりの姿に私は泣きたくなりました。

もちろん私もおしっこでびしょびしょ。


すぐにあたたかいシャワーで洗って、ドライヤーで乾かしました。

もがいた時についたと思われる

打撲や擦り傷が、足の内側にたくさんありました・・・。

そのまま、夕方の病院へ連れて行ったのですが

その時はさすがに代理の橋本先生も心配して

いつもの飯塚先生にお電話をしてくださったようです。



自分の体が、思うように動かない・・・

そのショックで、心が痛んでしまったのか

精神的に落ち込んでしまったトコは

その日、一気に元気を失ってしまい

ごはんもあまり食べなくなってしまいました。


私はその日の深夜、そこらへんの家具を動かして

使わなくなって、しまってあった絨毯を引っ張り出してきて

フローリングの床がほとんど無くなるように敷きました。


これが、よかったみたいで

次の日から、絨毯の上では怖々だけども

トコはゆっくり立ち上がることができました。

もっと早くに、そうしてあげるべきでした。




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posted by 宮西 希 at 20:55| Comment(0) | ペット・免疫介在性溶血性貧血

2008年05月10日

免疫介在性溶血性貧血(12)薬の飲ませ方

免疫介在性溶血性貧血(11)のつづき


薬の飲ませ方なのですが

トコの場合、あまりに回数も多いし

今後もずっと続くことが予想されていたので

「飲ませ方」となっている「口を両手で開き

のどの奥の方に押し込んで口を閉じる・・・」というのは

ちょっと最初の数回しか通用しないなぁと思って

こんな風にしてみました。



これ、スモークチーズなんですが

チーズの中に、オレンジ色の錠剤が埋まっているの

見えますか??




大好きなハムに包んでも、ハムは薄いので、上手に薬だけを落として

ハムだけ食べちゃう!

チーズは中に埋め込むことができるので隠しやすいのと

においがある程度あるので、ごまかしが効くみたい。

もちろん、飽きないようにチーズ以外にも

ソーセージなども使いました。


魚肉ソーセージも、錠剤を埋めるのにはカンタンなので

よく使いました。

でも歯触りが多少やわらかいので、薬が歯に当たると

ポトッと落とされてしまいます。



また、たまにはしっかり固めのチーズであっても

薬が入っているのがバレているのか

丸ごとペッと出されちゃう・・・(> <)



そのときの対処方法は2つ。


1つは、薬の入ったチーズを口に入れたとたん

他の美味しいものを見せる。(ハムでもレバーでも!)

すると、そちらを欲しい!と思うらしく

口に入っているものを、ゴクンと飲み込んでくれます。

そのあとは、必ずもう1つの美味しいものはあげましょう。

「見せただけ〜!」なんて、騙しちゃ〜いけません。



もう1つは、ゲームにしちゃうこと。

まず、私の両手の手のひらを開いて見せ、そこにチーズを乗せる。

握って隠しちゃう。後ろ手にして違う方の手に持ち変えたりして

「グー」の形で、トコの目の前に両手を出します。
(エドはるみさんのグーの形じゃなくてジャンケンのグー)

「さあ!どっちに入ってるか?!」

するとトコは、一生懸命においを嗅いで

「こっち!」とお手をします。

当たった時は「おぉ〜!すごいじゃん!!!」と

これまたオーバーに喜んでみせると

勢いでパクッと食べちゃいます(^^)


どうせ飲まなきゃいけないんだから

薬だって、楽しく飲まなきゃネ!


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チーズに騙されるトコ





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posted by 宮西 希 at 19:29| Comment(0) | ペット・免疫介在性溶血性貧血