2015年03月31日

山元自動車学校

私のコンサートを聴いてくださった高校生が亡くなった

山元自動車学校にお参りにきました。

高校卒業してこれから…というときの津波。

まわりは今も何もありません。

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posted by 宮西 希 at 12:00| Comment(0) | 東日本大震災Music for You

2015年03月30日

絆診療所でのコンサート

南相馬・絆診療所にて

浪江町出身の門馬よし彦さんとコンサートを行いました。

門馬さんとのセッションもあり

最後は絆診療所のみなさんと歌ったりと

とても楽しく温かなコンサートになりました!

みなさまありがとうございました!

《STAFF Dai☆》


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posted by 宮西 希 at 18:50| Comment(0) | 東日本大震災Music for You

2015年03月28日

Music for youの寄付金


30日〜31日と伺う福島県。

仮設住宅にある診療所と

原発作業員の拠点となっているJヴィレッジで

ミニライブとして演奏してきます。

3.11から、みなさまのお気持ちで集まっている寄付金を

この度、また使わせていただきますことを

ご報告申し上げます。


寄付を頂いているみなさま

本当にありがとうございます!



Music for youプロジェクト








posted by 宮西 希 at 13:38| Comment(0) | 東日本大震災Music for You

2014年03月11日

大槌町からの贈り物

東日本大震災から3年を迎えた3月11日の朝

津波の被害にあった大槌町から

私の両親の家に、海の幸の贈り物が届きました。


3年前、私は前日からおかしくて

なぜかとてもとても焦っていて

今やれることは全部やらなきゃ・・・と

佐世保のアーティストSandyTripの楽曲の録音を済ませ

アレンジのお仕事も徹夜で済ませ

本当は寝たいけど、徹夜のまま買い物に行き

ガソリンも満タン

携帯電話も充電し、予備の電池も充電。

出来る事を、なるべく多くやろうと

なぜだか、バタバタ動いていました。

今思えば、動物の勘だったんでしょうね。


でも私の住む地域は14:46から

次の日の明け方まで停電で

全く、何が起こってどうなっているのか分からなかった。


真っ暗で冷えきった中

とっさにあまり具合の良くないトコに

私のフリースを着せて

私はダウンにくるまりながら

Twitterでファンの方がどんどん情報を流してくれるのを読み

(本当にあのときはどうもありがとう)

当時、まだ流行り始めだったFacebookで

繋がっている少しの友達と連絡を取り・・・


まさか、あんな大きな海が

人間に、街に襲って来ているとは知りませんでした。


その後、岩手〜福島までを何度か訪れる中で

現地で足りないものの1つに「車」があることを実感。

中古車屋さんも、空っぽで

しかも車が足りない、ということで

値段もつり上げられていたんですよね・・・


東北は車がないと生活できない場所も多いのだけど

それ以上に、電車もバスも運行できない状況。


たまたまその話をしたら

「車、買い替えようと思ってるんだ。

今乗っている車、使う人いたら、差し上げなさい」

と、父が言いました。


全部平等に、と思って

岩手から福島までで知り合った方々に

一斉にメールをしました。

その結果、1番最初に話が具体的になった

岩手県大槌町の方に、うちの車を差し上げることになりました。


今朝、贈り物を下さったのは

その方です。

大槌町で「いわき酒店」を経営していらっしゃいます。


私とほとんど年齢の違わないその彼は

両親と営んでいた酒屋で、津波をもろに受けました。

ご本人は命からがら、本当に奇跡的に生き延びることができたのですが

ご両親は残念ながら・・・

お母様は、今だに見つかっていません。


その彼が、大槌町の中でもほとんど1番乗りに

お店を再開するという話になって

そこへ、うちのエスティマくんはもらわれて行きました。

私もことじろうと一緒に、関西だのたくさん出かけた車です。


あれから3年。

車検を2回受けたそうですが

ついに、エスティマくんも

そのお役目を終えるときがきた、とのことでした。


酒屋さんとエスティマくんが一緒に写っている写真

お手紙もありました。



3年前、誰もがどうしたらいいか分からない状況の中

若手の彼らが、いち早く商売を再開することで

人と人が接する場所ができ

まわりの方々も潤いを取り戻したことでしょう。


新しい車を準備できるようにまでなったこと

本当に、喜ばしく思います!


東北へ何度か通う道すがら

私が道路を作れる人だったら・・・

医者だったら・・・

たくさんの方々の役に立てたのに、と

度々思いました。


今でも、あちこちの復興に、直接役立てる力があればと

よく思います。


でも、直接役立つことができなくても

思いを寄せて気持ちに寄り添うことは、どこにいてもできる。

忘れずに、なるべく同じ気持ちを持ち続けてゆくことは

どんな事柄の当事者にも、癒しになるとおもいます。


今日は、14:46には

お仕事の手を止めて祈りを捧げた方々も多いと思うけれど

そのことを忘れていない日本人がたくさんいて

本当にとっても、ステキだと思う。


私も、ずっと

3年前のことは忘れられないし

生きている限り、気持ちを向けていきたいと思っています。


「いわき酒店」の岩間 充さんの

あの日のことが記事になっています。

良かったら、読んでみてください。


「大槌みらい新聞 あの時、親と一緒に2階に上がっていれば・・・」


みなさん、大槌に行く機会があったら

「いわき酒店」で

岩手のおいし〜い日本酒

「浜千鳥」をお買い求めくださいね!!













posted by 宮西 希 at 15:15| Comment(0) | 東日本大震災Music for You

2013年01月17日

飯舘村3

仮設に入ったのは、お年寄りが多い。

なぜなら、4畳半一間に、2世帯は入れない。

子どものいる息子・娘家族は

部屋数が欲しいため

どうしたって借り上げ住宅に住むことを希望する。

すると、仮設にはお年寄りばかりになる。


なかには、親子3人で仮設に入っている家族もいる。

でも、2間の仮設に3人。

プライバシーがない。

仮設は、隣の家族の音も、漏れ聞こえる。

家族であっても、そんな空間にいると

関係が悪くなって行く、そんな現実があるとのこと。


かといって、借り上げ住宅が良いのかと言えば

その孤独感は、想像を絶するそう。

仮設は、まだ、知っている町の人達が

一緒に連帯感を持って生活できる。


どちらが良いのか・・・・


ちがう、そうじゃない。


明るく朗らかにお話される

飯舘村集会所の管理人、佐野さんのお顔を見ていると

ここがみなさんのいる場所のように錯覚するけど

違う。

早く、家に帰れることが1番良いのだ。



仮設には、いろんな人が来る。

私たちを連れて行ってくれたスタッフさんが

話してくれた。

ボランティアと言って、商売や

自分の売名のために来る人もいるそうだ。

そういうのって、受け入れ側はきちんと分かるそうだ。



佐野さんもおっしゃっていた。

セールスも来るそうだ。

土地だの、建物だの・・・

それに宗教の勧誘も・・・



飯舘村の方々は

私たちが帰る時も、温かく見送って下さった。

ありがとう、を何度も何度も言って下さって・・・

気を付けてね

(大雪だったので)ブレーキは何度にか分けて踏むのよ

そう教えてくれた。


あったか〜い、飯舘村。

村は、場所が作るものではなく

人が作るもの。

佐野さんたちを見ていると

本当にそう思う。


でも絶対、飯舘村仮設住宅ではなく

飯舘村に行きたい。

そのときは佐野さんの、農家民宿に泊まりに行こうるんるん



posted by 宮西 希 at 10:50| Comment(0) | 東日本大震災Music for You