2019年01月20日

ママを育んでくれる人


乳がん検診に娘を連れて出かけた日のこと。

半年ごとに通っているけれど

今回はマンモグラフィーを撮るので

待合室のソファの1番端っこに、靴を脱がせ

ボーロを袋入りだと落としやすいので

7割くらい小さなタッパーに入れ換えて

お気に入りのスムージーと一緒に持たせて

娘を置いていった。


一度待合室に戻るつもりが、そのまま診察になり

結果的に娘は、15分以上待たせることに。

生後2ヶ月から、私がいない時間を何度も過ごしているので

私がいないというだけでは、泣きはしないし

まぁ2歳の今なら一人でも待っていられるし

待つことは大丈夫だろうとは思っていたけれど

何かやらかしていないか、そっちが心配。


戻って娘の前にしゃがんでみたら

案の定、平気などころか

勝手に私のカバンのポケットからボーロの袋を取り出し

おかわりして食べ尽くしていたのにびっくりして

笑いながら、いい子に待っていてくれた?と話していると

1番遠くの席に座っていた年配のご婦人が

席を立って、私たちのところへやっていらした。


もしかして、お菓子をこぼした?

ボーロだから、細かく砕けちゃってソファーの溝に入ったとか?

それとも、うるさかった?

それ以前に、置き去りを咎められる?


一瞬ドキッとして、逆らわないようにしよう

先にすみませんって言った方が良いかな?と思っていたら

わざわざ私の目線にまで腰を落とし

娘の歳を聞いたあと

「なんて良い子!微動だにしないで待ってたのよ」

たくさんたくさん娘を褒めてくれ

どうやって待っていたのかを、私に伝えてくれた。

きっと、気になってずっと見守っていてくださったのだろう。

そしてその最後に

「あなた、素晴らしい子育てなさってる」と

私に、優しい言葉をかけてにっこりしてくださった。


思わず涙がジワッ。‬

わざわざ1番遠い席から、それを言うために

立ってこちらに来てくださって

しかも私に合わせて、しゃがんでお話しして下さって。

本当にジーンと嬉しくて。


ママは子連れで出かける時

勝手にかもしれないけど、結構色んな見えないプレッシャーと戦っている。

そんなとき、こういうやさしい言葉を頂くと

がんばろう!って思えるし

そのあと娘にもやさしくなれる(笑)


子どもは社会(つまり周りの人)も一緒に育ててくれるものって言うけれど

ママを支えて育ててもくれるのも、周りの人たち。

子育てしづらい社会、と言われて久しい日本だけれど

私が出会う名前も知らない方々は

本当にたくさん、たくさん手を貸してくれる。

電車の中でも、バスの中でも

道端でも、階段でも、お店の中でも

人の優しさや温かさに、何度も泣けている。


メディアは、センセーショナルなことが好きだし

こういうことがピックアップされにくいのも

わかるけど

でも、やさしい人たちが今の日本にもたくさん、たくさんいるって

「こんな日本で子どもを持つなんて無理!」って

過去の私みたいに思っている方々に伝えたいし

産んでみても大丈夫だよって、伝えたい。


そして、その時「ありがとう」の一言しか言えないのだけれど

家に帰ってからも

何日も経ってからも

思い出し、胸が熱くなり

よし、またがんばろうって

その後の子育てのパワーになっていることを

助けてくれた大勢の方にも伝えたいなって思うし

なるべくたくさん、そういう出来事を

私自身が覚えていたいって思う。


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posted by 宮西 希 at 02:14| Comment(0) | 希の考察

2018年12月31日

この1年もありがとう


2018年、そして平成の時代も

残りわずか。

今年も1年、私の音楽を聴いてくださったり

気にかけてくださったり

応援してくださった皆さま

一緒にお仕事してくださった皆さま

本当にどうもありがとうございました。


一時期より、緩やかな活動ではありますが

育児をしながらも、こうして活動できる場を頂けることに

本当に心から、感謝しています。


近年は非公開のイベント、例えば

様々な学会や国際会議などでの演奏としてお声がけ頂くことも多く

やはり、日本らしさを求められているのと同時に

それをわかりやすく、そして楽しめるように伝えることを

求められているなぁと、様々なシーンで感じます。


ふと数えてみると

来年はもう、デビュー18年目!

それなりに経験もさせて頂いてきたけれど

自分が良いと思うことを進める一方で

周りの方々のご要望に沿うよう

そして、常に新しい視点を大切に

感覚を磨くことも忘れずに

1つ1つの音を大事に慈しみながら

紡いでいきたいと思っています。



頑張っているつもりはなかったのですが

ストレスや免疫力の低下が原因と言われる帯状疱疹から

まさかの髄膜炎になり、入院するという

自分でもびっくりな出来事もあり

もう少し、生活をゆるやかに〜など周囲からは言われましたが

本当に忙しくしているつもりもなく

私としてはたぶん

練習したいのに、子どものことをやらないといけなくて

練習時間が取れない、ということが

大きなストレスになっていたのは否めなくて

そこさえ、解決できれば

そんなに体には負担をかけてはいないんじゃないか、と。


そして、来春からは娘も

なんとか第1希望の、夜まで預かって頂ける幼稚園に入園が決まったので

今よりは手が離れる〜るんるん

やっと自分の時間が取れるぞ〜!

楽器ももっと弾けるわ〜!



・・・でも、そう決まったとたん

「そうか、24時間一緒って

この先、もうないんだなぁ」と気づいて

急に不思議と寂しく思えたり(笑)

「子どもなんて仕事の妨げになるからいらない!」

と豪語していたこのワタクシ

考えられない、大変な変化でございます(笑)


「子どもなんて大キライ!」の私は

うまく子育てなんて、できっこないので

こんなこと書くと怒られるかもしれませんが

歴代のワンコたちと同じような感覚で接しているのですが

さすが、そんな私のところを選んで来てくれた子だけあって

精神的にすごく自立しているし

たぶん世の中で1番、手のかからない子なんじゃないかと。


そんなことで

もう少しの間、娘とルカとの

24時間密着生活も、大切にしようと思いますが

やっと泊まりでのお仕事も

娘も大丈夫になったこともあるし

来年からは、今年よりもアクティブに動きたいと思います!


年明けは、なんと元旦!

1月1日の朝から、生放送!

なんてありがたい仕事初めぴかぴか(新しい)


TOKYO FM JFN38局ネット「中西哲生のクロノス」

に出演します。

6:00〜8:55 の番組ですが

おそらく7時20分前後の出演になるかと思います。


この番組は、東京だけでなく

日本各地のFMでネットされているそうですが

放送局によって、東京からの番組を放送している時間が異なり

お聴きいただけるかどうかは

各地のFM放送局に寄るそうなのでご了承くださいませ。



私の今年の年末は

元旦早朝からお仕事になったので

大晦日はあまり夜更かしできないぞ!

ならば、やれることはやれる時にやらねば!と

大掃除は早めに終わりました。

(というか、気づいた時にやるパターンが多いので

 そんなに大ごとにはしていない)


ただし、年内のゴミ回収が終わってから

クリスマス、というスケジュールだったため

空き缶やワインの空き瓶が、普段よりも増えまくって

もうすでに用意していた袋や箱がいっぱいですあせあせ(飛び散る汗)

(決して飲み過ぎではなく
 
 ゴミ収集のスケジュールのせいです。)


30日には、お正月用のお花を生けたり

おせちの準備も3割くらい済みました。


あとは明日の大晦日、おせちを完成させて

2018年最後の日の入りを

海に観に行こうと思います。


みなさまもどうぞ佳いお年を迎えくださいませ。








posted by 宮西 希 at 02:58| Comment(1) | 希の考察

2018年08月31日

パワハラについて


このところ、スポーツ界のパワハラについての告発が相次いでいるけれど

そういうことを言えるような世の中になってきたのだなぁと

少し前進していることを感じ、嬉しく思うと同時に

意思を強く持ってガンバレ!と思って見ています。


また、そういうことを告発できる環境にいる人しか

告発できないのよね。とも思う。


どこの世界にも、セクハラ・パワハラって

多かれ少なかれあると思う。

私も、音楽活動の中で、とても大きな出来事として

パワハラに泣いた過去がある。


私がとても大好きだった活動だったので

続けたい気持ちは山々だったけれど

様々な大人の事情により

本人(私)は一切話し合いに参加もできないまま

その関係のステージには、あれ以来立っていない。


当時は、言える時代じゃなかったし

噂でしか聞いていない(ちゃんと事情を知らない)周りの方々には

「あの子だっていい思いはしたんでしょ」

と言われていた。


すごく悔しかったし

周りの人たちに話をしたかった、聞いて欲しかったけど

本当にこんな言い方しかできないけれど

そういうことを、言える時代じゃなかった。


また、今だったとしても

例えばテレビに取り上げてもらえるような団体でもないので

(まぁ、日本の有名な大企業の人がその事件には絡んではいるのだけど)

やっぱりきっと、私の泣き寝入りになるかもしれない。


そういう意味でも

今、記者会見ができて、みんなに話を聞いてもらえる立場の人は

ちゃんと言ったほうがいい!

こういうことが表立ってくれたら

裏にいっぱいある、表には出てこないパワハラなども

減っていくに違いない。

テレビなどで世間に訴えなくても

その業界内、会社内、団体内に訴えることもできるような雰囲気になり

裏で泣き寝入りする人間も、減っていくだろう。


世の中が、こういうことを許さない風潮になれば

たったひとりが言った小さな声も

周りの人間が、ちゃんと聞いてくれるようになるだろう。

私の時みたいに、当事者からの嫌な思いだけでなく

周りの大勢の取り巻きからも、嫌な思いをしないで済むと思う。


だから、ボクシングも体操もだけど

音楽業界でも、どの世界でも

言える人はちゃんと言おう!


今、私はちゃんと事務所にも所属させて頂いていて

守ってもらえる立場で、本当にありがたい。

でも、邦楽界で悩んでいる人がもしこれを見ていたら

(邦楽界に限らずだけど)

私は相談に乗るよ!





posted by 宮西 希 at 23:57| Comment(0) | 希の考察

2018年05月29日

「発達とは鈍感になること」という話(高齢者の運転免許に思う)


高齢者の運転による事故が後を絶たないのは

個々の問題であるように見えて、実は社会全体の問題だと思うのだけど

どうして、高齢の方々には遠慮しがちなのだろう?


だって、どんなに健康で頭もしっかり冴えていても

18歳未満は、絶対に運転免許は渡さないでしょ?

高齢者だって同じ。

どんなに健康で、頭もしっかり冴えていたとしても

ある年齢(ひっくり返して81歳とか?笑)超えたら

運転免許は渡さなければいいのに。


18歳って

「もうすでに大人のつもり」の若者が

少しは冷静に、自分を客観視できるようになる年齢だと思う。


反対に

「いつまでも若いつもり」の高齢者が

冷静に、自分を客観視できなくなるから

「行けると思った」なんて

言い出すんだ。

きっとね、もう少し若い頃は

「もうすぐ赤だ!」とか認識する反応も早かっただろうから

もしかしたら行けたのかもしれないし

無理だ!と判断できて止まっていたのかもしれない。

今回の事故は、それを90歳まで続けちゃってた結果なんじゃないかなぁ。



日本は少し

年をとること、いろいろなことができなくなることが

マイナスの印象過ぎるんだと思う。

もっと、年を重ねることが良い印象で

「運転免許、卒業〜!イェーイ!」って言える社会になると良いよね。


この間、とある大学で受けた講義で聞いた話だけど

「発達」って、実は「鈍感になっていくこと」なんだって!

生まれたての赤ちゃんは、敏感すぎて

例えば少しの物音にも、ビクッ!!!と驚いてしまう。

これが、少しずつ「鈍感」になることが

「発達」というんだそうです。

発達=鈍感になっていかないと、生活しづらいわけです。


発達障害とは、鈍感にならない、敏感すぎるままの状態であることが多く

だから少しの物音や光でパニックになったりしちゃうそうです。


究極の話をすれば

年をとるということは、鈍感を極めていくということ!

それが「発達」なのです!

だから、年をとるってすごいんだぞ!

発達の極みなんだぞ!


そういう風に、堂々と鈍感になっていけるといいね!

そして、感覚が鈍ってきたら

発達しきった証拠なのだから

堂々とできないことは「できない」って

威張って言っていいと思うんだ。


それが、人間の発達の極みなのだから。


そして、発達しきった方々はすごいことなのだから

社会全体でリスペクトし

出かけたい時くらい、無料でタクシーで動けるよう

そういうところに税金使ってくださいよ。


国民の感覚に「鈍感過ぎ」の国会議員さんは

つまり、年齢に関係なく、早々と発達し終えた方々なのだから

サクッとご隠居されて、遊んで暮らしてはいかがかしら?











posted by 宮西 希 at 23:36| Comment(0) | 希の考察

2018年02月13日

時間の使い方


もうすぐ、大事なライブが控えているのですが

娘が来てから、自分の弾きたいときに

弾きたいだけ弾く、ということは当然のことながらできません。

できたとしても、本当にお昼寝している1時間半〜2時間。


他にも、娘がいては危ない家事も

この時間に済ませておきたいし。


そうなってから

今までより、短時間で集中しての練習が

逆に出来るようになった気がします。


だってステージって1発勝負だし

普段からそういう風に弾いていればいいんだわ!って

精神的な訓練にもなっている感じ。


そして、腕の疲労が減ったと思う!

今は「抱っこ」で腕や首、肩、腰に負担が来る時期。

そこに練習なんて、本当に腕を痛めちゃうので

抱っこもなるべく少なく、とか

抱っこする時は座って、とか

腕に負担のないようにしているし

もちろん3週に1度のペースで整骨院に通って

体のメンテナンスは欠かしてはいないけれど

「練習時間って、短い方が色々いいことあるんじゃん!」

なんて、自分に良いように解釈し

納得させています(笑)


実際に私は「練習大好き人間」だし

もっと弾いていたいのは山々!

でも、それができない!というじれったさ。

子どもを持つと、こんなところでも、精神的に鍛錬されるのね。


大体からして、こんな朝早くにブログを書くなんて

今までなかったしあせあせ(飛び散る汗)

昔は朝方、5時とかに寝ていたけど

真逆の生活になっています。


子どもなんていたら、音楽活動なんて絶対できない!

と思っていたけど

意外と、なんとかなっちゃうもんだ。


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posted by 宮西 希 at 07:44| Comment(0) | 希の考察