2019年07月29日

TD(トラックダウン)


このところ、ワンコネタばかりなので

少しばかり、ちゃんとお仕事のお話。


今日はTD、と呼ばれるトラックダウン作業の日でした。

これは、レコーディングした音たちを

整えたり、バランスを決めたり

音量設定をしたり、色々と整理する作業です。

もうこれは、エンジニアさんの技術なしには語れない場面!

例えばですが

「ここの雰囲気、もうちょっと丸くならない?」

「もっとウエットな音がいいな」

「キラキラ感、ちょっと抑えて」

な〜んていう、数値的には表せない曖昧な表現にも

音で答えてくれるんです。


D2FF1599-228A-4FE4-BDD8-4DECEACE50B2.jpg

私がデビューした頃は

TDをスタジオ以外でやるなんて考えられないことでしたが

最近では、各自宅にあるDTMのシステムも

本当に良いものばかりで

エンジニアさんのスタジオでの作業も多いです。



私たちミュージシャンは

常にこだわりを持って音を出してはいますが

生演奏と、録音物って

やはり別物。

形としてずっと残っていくことを考えると

より音に対して、感覚的なこだわりが出て来てしまいます。


そしてエンジニアさんたちというのは

私たち以上に、もっと数値的な耳で聴く方々なので

私たちの感覚で言うものを、的確に音に表せる方々なのです。


そこに、プロデューサー、ディレクターの考えや

作品の方向性の希望というものが出てくるので

面白いけれど、結構大変な作業。


私は結構、このTDの時間は好きで

Pro Toolsの画面を見ることもとても勉強になるので

ずっと立ち会ってしまうタイプですが

そうすると、今度は聞きすぎちゃって

耳を一旦、干したくなる。


というわけで

今日の作業は目標のところまでたどり着いたので

2〜3日、自分の音は聞かずに、干します!

いろんな判断は、またその後

耳が新鮮に戻ってからにしまーす!










posted by 宮西 希 at 01:11| Comment(0) | 仕事

2019年06月18日

レコーディング


DSC04482.jpg

ついにレコーディング終了!

この数年、いろいろなことがあって

やっと次の作品が出せるということに

喜びというよりも、本当に感謝の念しかありません。

まず、GOサインを出して下さった事務所の社長に。

そして、ずっと親身になって相談に乗って頂いた上

実際に音も録って下さったディレクター&エンジニアの昼田さんに。


何より私の音楽を、一緒になって心を込めて

作って下さったミュージシャンの皆さまに。

まさに、日本の一流中の一流

ほんっとうに贅沢なメンバーに囲まれての録音でした。

(まだお名前は公表できないけど・・・)


みんな優しすぎて、うますぎて、あったかすぎて

何度涙が出たか。


いわゆるスタジオミュージシャンとしての

その日だけの録音のお仕事、では決してなく

作品を、さらに良い方向へ向かうにはどうしたら良いか

一緒になって考え、何度も試し

信じられないスーパープレイを決めてくれ

アドバイスをくださったり

褒めてくださったり

私の意向を一生懸命汲んでくれ

疲れたでしょう、と心配しねぎらってくれて

私がゴールまで走り切れるように

ずっとそばで支えてくれていました。


スタジオの仕事って、ミュージシャンとして本来は

自分のプレイが良いものが録れれば

それで十分なもののはずなのに

もうすでにこんなにすごいプレイを頂いているのに

さらにこうしてみよう!とか

こっちの方がいいかも!とか

楽曲に愛情を持って接してくれて

本当にありがたかった。

どうして、こんなにも愛情深い方々ばかりに

集まっていただけたのかと思うほど

本当に贅沢な、私にとって一生忘れたくない時間になりました。


そして考えてみたら、もうデビューから17年も経つわけで

またこの立ち位置にいさせて頂けていることを

本当にありがたく嬉しく感謝したレコーディングでした。



最終日の昨日は、朝までかかって帰宅は今朝の6時半

それからお弁当作って娘を幼稚園に送り出し

さらに生協来るまで待ってから就寝。

ところがテンション高くって3時間も眠れず

起きてからも昨日までに録っていた音が耳から離れないから

夜になっても全然疲れを感じない。

というか、今夜も眠れなそう。

実はものすごく解放された気分で

今から一人で飲んじゃいたいくらいです。


写真は、エンジニア出身のディレクター昼田さん。

エンジニア出身だから、両方ともできてしまうのです!

それってさらっと言われるとわからないけど

本当にすごいこと!

これからTDが楽しみです!

DSC04373.jpg


作品に関しては

音楽は配信がメインとなっている昨今

これからどう、皆様の元へ音楽を届けていくのが1番良いのか

本当に色々、アドバイスをいただきながら長いこと考えました。

とりあえず、この作品はもう少ししたら

いろいろな情報が出せるようになると思います。



たくさんの意見を聞き、世の中を見て考えて

1つ確信を持って言えるのは

「生音(この場合録音物ではないという意味)でライブパフォーマンスできることが

ミュージシャンの中で1番、強いこと」だと思っています。

デジタルが悪いとはちっとも思わないし

私もPCで打ち込みとかするので

PCを楽器として使う、という面白さも感じている方です。


でも例えば、声質さえ録音をしてしまえば

何度もPCで加工して音程もリズムも作り上げて曲になっちゃうという方法は

商用音源であって、音楽ではないと思っています。

つまり、生でパフォーマンスできない人は

ミュージシャンではないと私は思っています。

今、日本でビジネス的に上位に行っているのは

そういうものが多い。

つまり、この世の中では

音楽ではないものを、音楽として聞かされているって思います。



やはり、音楽は生き物で

その場、そのメンバー、お客様によっても

天気によっても、その日の奏者の気分によっても

表情も変えるものだし、テンポだって変わる。

その変化を楽しんで頂くことが

そのミュージシャンを生で聴ける同じ時代に生きている証しだと思うんです。


私の音楽を聴いてくださる方には

今しかできない、その時間を共有することを

どうか楽しんで欲しい。

それが、私の願いです。


でも、そんな毎日コンサートしているわけでもないし

家でゆっくり聴きたい

お気に入りの楽曲があるから何度も聴きたい

一緒に聴かせたい人がいる

そういう方に、私のCDは聴いていただきたいです。


私のCDは、ちゃんと音楽が入っています。

ミュージシャンが愛情を込めて出した1粒1粒の音が

その場の空気と一緒に振動して、たくさんの音と交わった瞬間の音と

その音たちに愛情をたくさん注いて

音楽に仕立ててくれたミュージシャンたちの想いが

そのままが録音されています。

昨日までのレコーディングで、本当にそれを確信しました。

私の今までのやり方は間違っていないと思うし

これからも、たくさんの周りの方々に助けて頂きながら

自分が思う音楽を、発信し続けていきたいです。



そうだ。

もう1つ感謝しなきゃ。

きっと最終日は帰宅は深夜になるだろうから、と

(よくわかってくれている。結局朝帰りだったけど)

仕事の休みを取って家のこと、娘とルカの面倒を見ていてくれた夫にも。



レコーディング、お疲れ!の図

DSC04484.jpg





posted by 宮西 希 at 22:39| Comment(0) | 仕事

2019年05月20日

初舞台

IMG_8132.jpg

私は3歳の時に、初舞台を踏みました。

今年3歳の娘も、この週末に初舞台を踏みました。

伝統芸能の世界で「3歳で初舞台」は

珍しいことではないのですが

私が3歳半だったのに対して

娘はまだ3歳と1ヶ月。

この年頃の子どもにとって、1ヶ月の成長の違いはとても大きく

ちょうど1年前に、この舞台に立つと決めた頃は

まだ、歌は歌えても

楽器なんて両手でバンバン叩くくらいしかできなかったので

正直、難しいかなぁ〜

失敗して嫌な思いする方がかわいそうだし

無理だったら4歳にするか・・・

と考えていました。


当日は、演目が始まる直前に舞台袖で椅子に座らせると

案の定「うたた寝」を始めました。(笑)

これは「子どもの舞台あるある」の1つで

あぁやっぱり (^_^;) とほっぺをペタペタして起こし

お茶を飲ませて、舞台へ。


(ちなみにもう1つのあるあるは

 本番直前に「おしっこー!」です 笑

 それで舞台も客席もみ〜んなで待ったことがあります(^.^) )


いざ始まると、ノーミスで弾ききって

あとで「(客席に)ジージとバーバがいたよ〜!」と言うほど

客席を見る余裕もあったようです。

私もそうなのですが

まだ、人前に立つとか、舞台に立つということを

怖いと思わないうちに

ステージの楽しさを知ってしまうことは

後々、強みになるかなと思います。


次の日になって、初舞台の感想を聞いたら

「嬉しかった!」「おもしろかった!」と。

普段、自分の映っている動画を何度も繰り返しみているのですが

初舞台の動画は繰り返さず

以前に「次はこれ弾く?」と言っていた曲を

歌い始めています。

お!意外と過去は振り返らないオンナだ!

どこまで続くかな?





posted by 宮西 希 at 20:44| Comment(0) | 仕事

2019年02月23日

デモ音源作り真っ最中


IMG_6337.jpg

このところ、デモ音源の制作に時間を費やしています。

先日は作品に入れたくて試しに笙を吹いていたら

向こうから同じような音が…

ラッパ咥えてムスメが現れた(笑)

同じ種類の音って分かってるのですねぇ!


IMG_6349.jpg

笙は演奏前後に(演奏途中でも)

必ず暖めなければならないのですが

この小さくて丁度いい電熱器、探すの大変だったんです!

たくさん探して人にも聞いて

当時秋葉原の専門店で買ったけど

今ならネットで買えるんだろうな。


舞台にそのまま出せるように

缶に入れた状態で(消防法に関係)入れられる

桐の箱を作ってくれたのは

私の育った春日部にある和楽器屋さんのサトウ楽器さん。

桐の箱は、ステージの見栄え上という単なる私のワガママ。


デモ音源制作は、主に

娘の寝た後から明け方にかけてやっているけど

さすがに箏や笙の音出しはできず

さっきなんてお風呂沸かしている15分で箏を1Take録った!

そういう時って今しか時間ない!って思うから

一発OKで録れるんだよね。

要は集中力ってことなんでしょうか。

でもさすがに寝不足続きで、今日は頭と肩が重い。

今夜は早く仕上げて長く寝よう。





posted by 宮西 希 at 01:08| Comment(0) | 仕事

2019年01月07日

謹賀新年


新しい年になりました。

明けましておめでとうございます。

IMG_5687.jpg

今年の日の出は東京FMのスタジオから見るという

とても光栄なスタートになりました。

東京FMおよびJFN38局ネットの

「中西哲生のクロノス」に出演。

IMG_20190101_072416_613.jpg

IMG_5697.jpg


元旦からお仕事させていただけるなんて

本当にありがたいことです。

こう書くと、本当は休みたいでしょって言われるのですが

正月なのに何もないと、すごくさみしいです。


うちの近所の神社は、観光客も来るので

毎年初詣は激混み。

2〜3時間並ぶのは当たり前。

今年は、1日の夜遅くに行ってみました。

空いていて、大正解でした!

でもおみくじは引けなかったので

おみくじだけ、また次の日に行きました(笑)


それから、夫の実家に帰省。

SNSに散々アップしている通り

小麦畑の中を、ルカが疾走!

IMG_5813.jpg

IMG_5825.jpg

あまりに走るのが早くて

写真が撮れませんあせあせ(飛び散る汗)

IMG_5811.jpg



今日から世の中もいよいよ動き出した感じがしますね!

もうすでに頂いているお仕事もありますが

娘も、泊まり仕事ができるくらいになったので

色々なところに演奏しに伺いたいと思います。


スケジュールはまた、アップして行きますので

チェックしていてくださいね。


とりあえず1番近くは

明日の深夜25:30頃にJFN35局ネットの

「ON THE PLANET」に出演予定。

オフィシャルサイト Schedule

深夜に眠れなくなってしまったら

ちょっと聴いてみて下さい!

あと今年は、作品を少しでも出せたらと思っています。


本年も、どうぞよろしくお願いいたします。



posted by 宮西 希 at 17:28| Comment(0) | 仕事