熱いですね〜!!
って書くと学校の先生に怒られちゃいそうだけど
もうこれって、「暑い」じゃなくて「熱い」だと思う。
昨日、都内まで車で移動中、
何度、緊急車両に出会ったことか!!
消防車にも救急車にも・・・。
熱さのせいかな?
私ね、子どもの頃、40度とかってアフリカの話だと思ってました。
暑い国に住んでるから、アフリカの人は黒人なのかな?って。
大人になってからずいぶん失礼な子どもだなぁと・・・(^^;)
しかも、アフリカの方全員が黒人ではないし・・・
全く失礼な子どもで、スミマセン!
気温の上昇は、実は楽器にも影響します。
管楽器は、管が温まると音が高くなっていきます。
でも弦楽器は、弦が伸びちゃうので、音が低くなっちゃう。
合奏すると、大変です。
どんどんピッチが、反対方向へずれていってしまいます!
管楽器は、口の吹き方でピッチを調整するしかなく
弦楽器は、弦を強めに張って音を上げる。
楽屋とステージに、気温差がある場合(がほとんどですが)
大抵、そのようなことが起こります。
でも箏の場合、ネジで巻いて絃を張るのではなく
柱(じ)を動かすことで音程の調整ができるので
すぐに臨機応変に、他の楽器に合わせてあげることが出来ます!
(ちなみに箏の場合、「弦」ではなく「絃」です。
弓を使う楽器は「弦」だそうです)
私がステージで、絶え間なく左手を動かしているのは
その作業の1つに、音程を常に調整しているからなんですよ(^^)
今度のライブは、管楽器とのセッションもあるけど
吹けば管が温まって、音程が上がってゆくOBOEと
ライトや気温で絃が伸び、音程が下がってゆく箏が
ピタッとピッチを合わせてセッションできるのは
事前にそれを見越した準備と、奏者の耳によるもの。
そのあたりも、どうぞ興味深く見て&聴いてみてくださいね!
2010年07月24日
熱さ
posted by 宮西 希 at 22:15| Comment(0)
| 希の考察
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