
午後からは、避難所になっている体育館でライブ



その間、美容師さんたちはマッサージタイム!


そして私たちミュージシャンは
お互い名前も知らないまま
一緒にセッションし始めました。
これは演歌歌手の奥沢きく子さん。
ハンパない歌唱力!
見事、としか言いようがない!!
彼女も、毎週移動美容室と一緒にここを訪れ
みんなに音楽を届け続けてきています。
私の知っている演歌は少ないけれど
有名な曲がリクエスト来たので
一緒に伴奏しちゃいました。
「浪花節だよ人生は」とか美空ひばりさんの曲などなど。
思ってることを正直に書きます。
現在、東北の避難所などに音楽を届けている人たちは
本当に、本当に、本物ばかりです。
テレビなどで日本中に名が知れた人でないかもしれないけど
マイクがなくても、音源がなくても、機械がなくても
素のままで、生声・生音で、音楽を届けている。
どんな状況のステージであっても
しっかりとした実力で、たった自分1人だけでも
アカペラで、ソロ演奏で
人を楽しませたり、心和ませたりできる
そんなレベルの高いミュージシャンばかりです。
だから、私も一緒にやらせて頂いていて
本当に楽しいです
会ったばかりの名前も知らない同士で
一緒に突然、セッションを始め
お互いに「お、やるな」という所が、演奏中に出てくる。
たった1度、その瞬間だけの演奏だけど
それが、できる人たちが集まっています。

Erycaさんもそのお一人。
JAZZのSax奏者で、歌もホントに聴かせてくれます〜

地元が、大きな災害にあったとき
やはり彼女達のようなパワフルで明るい人材が
たくさんの人たちを、前向きにさせていると思います。




どこの避難所でもそうなのですが
音楽を聴いてもらうと、なぜか急に、距離が近くなる。

ずっと続いていて移動美容室は
トラックを九州からお借りしていたため
この日が最後でした。
その最後の日に、伺えて本当に良かった。
代官山Nicoプロジェクトのメンバーで
避難所の方々にごあいさつ。