2011年10月25日
ダンボール3つ
知人の方から、もう小さくなって着れなくなった子供服を
被災地の方に送れたらいいんだけど・・・とお話がありました。
実はこのところ、被災地に実際に出向いての活動が
いろんな面でとてもやりにくい状況になってきています。
仮設住宅になったら、行政は住民の自立を促すために
各コミュニティーでいろんなことをやって欲しいと言っています。
ところが、外にいる私のような人間からは
連絡の取れるのは、市役所とか行政しかありません。
でも、役所などに問い合わせても
各仮設住宅のコミュニティーに、直接やり取りして欲しいとのお答えが
ずいぶん増えて来ました。
被災地で、ボランティア団体などを立ち上げて活動している方と
何らかの形でつながって
そこを通していろんなお手伝いをしている、という方もいます。
時期が移り行けば、形が変わっていくのは当たり前なので
私も少し様子を見ていましたが
このところ思うのは
やっぱり、何らかのご縁で繋がった方々同士
それぞれで支援し合って行くのが
1番直接的できちんと届くし
要望なども、ある程度細かく聞けたりするし
確実なんじゃないか、ということ。
行政などは、もっと大きな
公共性のある支援を、今はしてくれていると思います。
例えば、道路や宅地整備など私たち個人じゃできないこと・・・
だから、もちろん全員に届く訳じゃないけど
個人個人の繋がりの中で、今後は支援して行くのが
形としては、1番現実的なような気がしています。
たった1人が支援した時、支援が届く人数は少ないけど
支援しようとする個人が、多ければ多い程
多くの人たちが、もっと助かるはず・・・
今回は、最初に言っていた子供服の他に
小さいコ用のおもちゃや、絵本なども送ることになったので
ダンボール3箱の荷物になりました。
どれも、とってもキレイで
本当にまだまだ、つかえるものばかり。
先日、たまたまリサイクルショップに行く機会があったのですが
そこにも、たくさん洋服など売りに来ている人がいました。
こんなにたくさんあるんだもん、
いくつか、被災地に送ってあげられればいいのになぁ
そう思って見ていました。
正直言うと、震災後すぐは
これってボロというものが被災地に届いたりした現実があるので
「きちんとキレイで、洗ってあって
自分がもらっても嬉しく使えるもの」
という条件がゼッタイですが・・・
直接被災地に行かれなくても
出来る事は、考えればいっぱいあるはず!
これからは、個人の力だとおもいます
posted by 宮西 希 at 00:56| Comment(0)
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