2020年12月09日
保護犬しーちゃん・その3「お部屋から出る練習中」
保護犬は、怖がりさんが多いですが
極度に怖がっているコの対処を間違えると
後々、里親さん宅へ行ってからも引きこもりになってしまうことがあります。
現に私も元保護犬で
「怖がってケージの中からずっと出てこない」
「もう2〜3年になるのに」
という話を聞いて、胸を痛めています。
しーちゃんの怖がり具合は
このまま行ってしまうと、まさにそうなってしまいそうな案件。
また、怖くてどうしようもないから「吠える」という
問題行動にも繋がって来てしまいます。
しーちゃんは、私や家族との信頼関係は随分できてきたので
昼間はケージから出して過ごしてもらう練習を始めています。
また、1度外に出してみたら、心臓がドキドキしすぎて
呼吸も過呼吸になりそうなほど荒くなってきて
心臓に虫を飼っているしーちゃんには
ちょっと危険な感じがしたので
まずは「我が家のベランダに出てみよう!」作戦を決行中。
もちろん自分からは出て来ませんから
抱っこして連れ出します。
写真だとわかりませんが
もーーーのすごくガタガタブルブル震えています(涙)
私が壁になって寄りかからせてあげると
背中がついている分、少し安心みたい。
だんだん慣れて来たかな?
外を通る車や人、わんこを見ています。
目にするものが、自分に何もしない、とわかってくれば
少しは怖さも軽減するのだけどね。
ルカも優しく、ずーっと横にいてくれます。
まだあまり表情もなく、少し貧相な感じですが
先日、私に初めて、尻尾を振ってくれました
少しずつですが、変わってきています。
もっと成長して、そして毛も伸びてモフモフふわふわになれば
きっと可愛く返信するはず!
そうそう!
今朝、ルカとのお散歩中にこの子に会いました。
くろすけ〜!!!
私たちを見つけた途端、尻尾ブンブン
ルカも駆け寄って、嬉しそうに話していました。
帰るときも「またねー」となんども振り返りながら
ママさんを見上げて、嬉しそうに帰って行くのです。
それが本当に、嬉しい
預かった子が幸せにしている姿を見れるのが
保護犬活動で、1番のご褒美だと思う
posted by 宮西 希 at 12:24| Comment(1)
| 保護犬しーちゃん
しーちゃん・・・私が飼っていた歴代ハムスターと同じ名前。
何だか(勝手に)親近感♪
どんな思いで生きてきたのだろう・・・と想像するだけで、切なくなります。
これからは、たくさんの『楽しい』や『嬉しい』を知っていって欲しいなぁ〜。