2018年08月31日

パワハラについて


このところ、スポーツ界のパワハラについての告発が相次いでいるけれど

そういうことを言えるような世の中になってきたのだなぁと

少し前進していることを感じ、嬉しく思うと同時に

意思を強く持ってガンバレ!と思って見ています。


また、そういうことを告発できる環境にいる人しか

告発できないのよね。とも思う。


どこの世界にも、セクハラ・パワハラって

多かれ少なかれあると思う。

私も、音楽活動の中で、とても大きな出来事として

パワハラに泣いた過去がある。


私がとても大好きだった活動だったので

続けたい気持ちは山々だったけれど

様々な大人の事情により

本人(私)は一切話し合いに参加もできないまま

その関係のステージには、あれ以来立っていない。


当時は、言える時代じゃなかったし

噂でしか聞いていない(ちゃんと事情を知らない)周りの方々には

「あの子だっていい思いはしたんでしょ」

と言われていた。


すごく悔しかったし

周りの人たちに話をしたかった、聞いて欲しかったけど

本当にこんな言い方しかできないけれど

そういうことを、言える時代じゃなかった。


また、今だったとしても

例えばテレビに取り上げてもらえるような団体でもないので

(まぁ、日本の有名な大企業の人がその事件には絡んではいるのだけど)

やっぱりきっと、私の泣き寝入りになるかもしれない。


そういう意味でも

今、記者会見ができて、みんなに話を聞いてもらえる立場の人は

ちゃんと言ったほうがいい!

こういうことが表立ってくれたら

裏にいっぱいある、表には出てこないパワハラなども

減っていくに違いない。

テレビなどで世間に訴えなくても

その業界内、会社内、団体内に訴えることもできるような雰囲気になり

裏で泣き寝入りする人間も、減っていくだろう。


世の中が、こういうことを許さない風潮になれば

たったひとりが言った小さな声も

周りの人間が、ちゃんと聞いてくれるようになるだろう。

私の時みたいに、当事者からの嫌な思いだけでなく

周りの大勢の取り巻きからも、嫌な思いをしないで済むと思う。


だから、ボクシングも体操もだけど

音楽業界でも、どの世界でも

言える人はちゃんと言おう!


今、私はちゃんと事務所にも所属させて頂いていて

守ってもらえる立場で、本当にありがたい。

でも、邦楽界で悩んでいる人がもしこれを見ていたら

(邦楽界に限らずだけど)

私は相談に乗るよ!





posted by 宮西 希 at 23:57| Comment(0) | 希の考察
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