まだトコが亡くなって間もなく
今年いっぱいは飼うつもりなかったのです。
が、トコの仕業だとしか思えない出来事がありました。
トコは里親募集の中からうちに来たコ。
そして、顔に比べ耳が異様に長く
兎の子と書いてトコと名付けました。
次も同じく、今困っているコを引き受けるつもりで
里親募集はチラッとは見ていました。
トコもそうですが大型犬でMixは貰い手が少ないので、そのつもりでした。
ある時、片耳は立っているのに片耳ぺたんこのワンコを発見。
でも、私もまだトコの話をしながら泣いちゃうくらい・・・
まだ早い、いくらなんでも・・・
トコの慰安旅行から帰ってもまだ募集していたら
改めて考えようと思っていました。
早いコは、募集開始から1週間で決まってしまうんですが
そのコはまだ残っていました。
あまりに早すぎてトコに対して悪い気もしたし、私もまだ涙、涙。
じゃあリハビリに、譲渡会に行って大勢のワンコと戯れて
その中で片耳ペタンコの子に会ってみようと
譲渡会の問い合わせをしてみました。
すると「申し込みがもうすでにいくつかあり、あの子は譲渡会には出しません。
でもお家まで連れて行くので、できれば会ってやっていただけませんか?」とお返事。
私は、慌てて預かりさんのブログを読みまくり
保健所に収容されている頃のセンターレポート(ブログ)も探して読んでみました。
(彼は千葉のセンター収容犬。千葉県は未だ殺処分が多く、ワースト3に入る)
すると「トコが亡くなった日」に収容された子だと判明。
それだけで「あぁ・・・!」と思ってしまいました。
メールから5日後にうちに顔見せに来ました。
2時間ほど預かりさんとお話ししていたら、突然
「ここに決めます!是非お願いします!」と頭を下げられました。
まだ顔見せもしていない方もいるのに・・・
というか、私、トコの話ばかりしちゃってたのに...
それから1週間後の先週日曜日、そのコはうちにやってきました。
最終部屋まで行ったそのコは(次の部屋は処分機)
本当にいろんな思いをしてしまったはずで
最初はリードも怖い、手をさわられるのも怖い、音も怖い、動くものもダメ。
ところがこの1週間で、私のストーカー化しています(笑)
今まで何も知らなかったからだと思うけど
教えることをものすごい勢いで吸収しています。
最初3歳くらいと聞いていたけど、どう見ても推定1歳過ぎ。
おそらくシェパードのMIXです。
トコはいつも私が洗面台の鏡の前に立つと
寝室の自分のベッドから鏡越しで目を合わせていました。
それも、その目が合う位置はほんの20~30cmしかないんですが
必ずそこに座って私をジッと見ていました。
初日の夜、寝室に入ることすら怖がったその子が
急にピタッとその位置に立ち、鏡越しに私をジッと見たんです。
その瞬間「やっぱりトコが連れて来たんだ!トコに教わってるの?」
と、涙・涙・・・。
実は、最初にうちに連れてくるという日はトコの四十九日でした。
(ちなみに、私もリュウもトコも4代目も千葉県生まれ!)
2代目のワンコ、りゅうくんが3代目のトコを迎えにきた。
(リュウの命日にトコはお空に上がっていきました)
トコは4代目のワンコを選んで私のところに置いて行った。
だから、ひきつづき4代目のワンコ、私は世界一幸せなワンコにします!

4代目ワンコ、ルカ。
よろしくおねがいします。

現在、きちんとついて歩く訓練中!
どんどん吸収し、たくさん新しいこと覚えてくれています。
まだ31kgとやせっぽっちだし
毛玉がひどくてバリカンで刈ってもらってしまっているのですが
ものすごく素直で、これからが楽しみな子です!
「光」という意味です。それで、ルーちゃんと呼ばれていました。
私はこの片耳が立っていて片耳がペタンコという手旗信号のような状態が、とても気になってこのコを迎えました。
手旗信号は、海の人々にとって指針。
ルーちゃんという呼び名も残しつつ、このコのお耳が、今後のワンコたちの指針になってくれたらいいなぁと思って名前を探していました。
聖書の中に出てくる福音書を書いた4人の人物のうち「ルカ」は医師であったので、身分や人種の差もまったく問わずに多くの人を導いた・・・という記述を見つけ「おっ!これだ!」と思いまして・・・
で、ルカになりました♪