
約束したわけじゃないけど
さくらは毎年、必ず咲いてくれる。
するとなぜか、みんなうれしくなる。
1年中、さくらのこと考えているワケじゃないのに
この時期になると、日本人でよかったなぁとか思ったり。
人をうれしい幸せなキモチにできるさくら。
ピンクと言うけど、決して自分からは主張しない
ピンクよりも控えめな控えめな淡い色が
またなぜかグッとくる。
それでいて、それがたくさん集まると、品の良い華やかさになる。

こちらは庭のサクラ。
外の大きなさくらより少し、咲くのが遅いけど
凛と気高い。
そして静か。
やっぱりさくらって
古き良き時代の日本人女性のイメージ?
誰もが知っている箏の「さくら」という曲は
メロディーこそ「あぁさくら・・・かな」と思えるんだけど
箏曲としての数々の「さくら」の曲たちは、私は実は
このさくらの花たちと、ぜんぜんイメージがマッチしないんだよね。
ちょっと激しいものとか
なんかコワイ…って感じちゃうのもあったり(^^;)
そういう私の「Sa Ku Ra」も
古い桜の大木、しかも夜のイメージなので
なんかあんまり、というか全然ソフトではない…。
今「さくら」を弾くとしたら
やわらかい「さくら」が弾きたいって思う。
やっぱり、シンプルでやさしい・・・のがイイ。