2008年04月15日

トコについてのご報告

私の曲のタイトルにもなって、CDジャケットにも登場している

トコについて、お話したいことがあります。


実は、先週10日の深夜に、夜間救急病院へ駆け込む事態となりました。

狂犬病の予防注射をしてから、具合が悪いということは

このブログにも書いて来たのですが

(ちなみにそちらの写真のトコは寝姿ですが、元気な時のトコです)

  4月7日付「のぞみのたわごと」

  4月8日付「のぞみのたわごと」

夜中の12時半にしたおしっこが、とんでもない色をしていました。

血尿というのは、私もよくやるので見慣れているのですが、

明らかにそれとは違う、古い赤信号のような赤い色・・・


血尿ぐらいで・・・と言われちゃうかな、

次の日にかかりつけの獣医さんに行くのでもいいかな・・・と

一瞬思ったのですが、どうも「これは違う!絶対にちがう!」と

その時の私は強く思いました。


以前から、「もし何かあったときのために...」と

動物の夜間救急病院を探してありました。

少し前までは、港区広尾の24時間の病院に行くつもりでいたけど

去年運良く、車で30分以内の所に夜間救急病院があるのを

見つけていました。


この病院でのこと、それから病気の詳しいことは

後々ゆっくりとこのブログにも書きたいと思っていますが

トコは、緊急を要する状態に陥っていました。


赤血球がどんどん破壊され、なくなってゆく・・・

赤血球は酸素を運ぶ役割もあるので、各臓器に酸素も行かなくなる。


最初の72時間が勝負だと、言われました。

次の日かかりつけの病院が開くまでそのままにしていたら

今夜にも命を落としてしまっていたかもしれない、とも言われ

あの瞬間の私の判断は間違ってなかった・・・と思いました。

そして、ここ2〜3日ということもあるので「覚悟」をして下さい、

と言われました。


病院に行ったのが早かったのと

ものすごい設備&夜中なのに4人の獣医さんたちがいる病院で

本当に最善の最先端の治療をして頂いたおかげで、

そしてかかりつけの先生が、トコの性格や

普段の生活も知っているからこその心優しい治療を

毎朝・毎夕、続けて下さっているおかげで、

(その上、その救急病院とも連絡を取って下さった)

72時間以上、5日が経ち、今日やっとトコは少しだけ

「大丈夫、助かるかもしれない」と

前向きに思えるような状態になってきました。




まだまだ、トコは予断を許さない状況にあるし、

完治できるか分かりません。

完治しても再発が、非常に怖い免疫・血液系の病気です。

正直、1年後の生存率なんていう資料を見ると

泣きたくなっちゃう数字です。



でも、トコには

「トコは私とか近所の人達だけじゃなくって、

全国にトコのこと知ってる人がいるんだから、

こんなことに負けてなんかいられないよ!ガンバレ!!」

と言い続けています。


かかりつけの獣医さんがビックリする程、

そして私も思わず笑っちゃうくらい

具合が悪いのに、ど〜ういう訳か??食欲だけはあるので

最初の2〜3日で最悪な状況に陥らなくて済んだ、と言われてます。


さすがに私が飼っているだけある、と周りには言われまくりですが(^^;)

(うちの事務所は、「事務所」なのにエンゲル係数が高いんです〜

 そう、すべてわたしのせいっ!!)

この際、そこだけでも似てくれたのは、本当にヨカッタと思ってます。



ここ数日のブログは、このことには触れずにきていましたが

私がこんなふうに、多くの人に発信できる立場にあることで

この病気のことを、たくさんの方々に知ってもらうことができれば

少しでもその兆候が見られたときに、緊急対処ができると思うし

助かる命も増えると思い、これから少し

このことについて、ブログで触れて行こうと思っています。

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早くこのときのように、元気になろうねっ!!




それから、動物を飼っている方々に、今日、是非やってほしいこと。

「いざという時のために・・・」

最寄りの緊急で診てもらえる救急病院を、チェックしておいて下さい!

まだそんなに、そういう病院が数多くあるわけではありません。

場所や、家からの行き方、時間がどのくらいかかるか、

細かいチェックが必要です。


いざというときは、人間もパニックになることも多いと思います。

だからこそ、元気で何ともないうちに、探しておいてください。

それだけで、全然、違います!



 〜東京都北部、及び埼玉の方へ〜

 私は個人的に、「埼玉南部夜間救急動物病院」 をオススメします!!




免疫介在性溶血性貧血(1)へ続く・・・




posted by 宮西 希 at 15:58| Comment(7) | ペット・免疫介在性溶血性貧血
この記事へのコメント
免疫介在性溶血性貧血で検索し、こちらにたどり着きました。
チワワ1歳、くぅとまぁの飼い主です。
混合ワクチン接種の二日後にくぅの体調が急に悪くなり、病院へ駆け込みました。
溶血が確認され、現在ステロイドとインターフェロン、水分と栄養の点滴を継続しています。
トコちゃんと同じく、性格的に完全入院は向かないため、朝から夕方までの日帰り入院で現在5日目です。
ほんの少し、大好きなおやつだけは口から食べてくれるようになりました。
まだまだ低い所で安定といった状態ですが、小さい体でくぅは毎日頑張ってくれています。
いろいろと調べて絶望的な気分にもなりましたが、こちらでトコちゃんのことを知り、頑張ろう!と思えました。
ワクチン接種前日に開設設定を済ませたばかりだったためまだほとんど記事はない状態のブログなのですが、こちらのリンクを貼らせていただけますでしょうか?
トコちゃんやくぅと同じように頑張っている他のわんちゃんや飼い主さんに、希望はあるよ!と共有したいのです。
どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by るぅ at 2021年02月17日 15:52
るぅさん

この記事を書いてからずいぶん経つにも関わらず、アクセスしてくださる方はとても多く、この病気について調べる必要のある飼い主さんが必死な思いで情報を探されていることを想像し、胸を痛めております。
と同時に、やはりあの時、書いておいてよかったなと思っています。

当時、医学的情報は出てはいましたが、もっと優しい言葉で書いた飼い主目線での情報が本当になくて、私自身も困ったり不安でいっぱいになって、今後のどなたかのために、そして自分の記録というつもりもあり書き続けた記事です。
ですので、リンクはご自由にどうぞ!お役に立てるなら、私もですがトコも喜ぶはずです。(トコはこの病気を克服した後7年も私と一緒に生活をし、14歳を目前にして虹の橋を渡りました)

くぅちゃん、飼い主さんが不安になるとその不安を感じ取って、気力も体力も落ちて行ってしまいますので、飼い主さんはくうちゃんの前では笑顔で「大丈夫だよ!私がついているから絶対治る!」とお声をかけてあげてくださいね。
私とお空のトコも、乗り越えて元気になれるよう心からお祈りしております!

Posted by 宮西 希 at 2021年02月20日 02:58
お返事をいただいてありがとうございました。
お礼が遅くなり申し訳ありません。
日帰り入院のため朝晩の送り迎え、夜も呼吸や尿の状態が気になって確認のためほとんど眠れず、入院中の昼間に仮眠を取って凌ぐ日が続きました。
二週間の間、半日を病院で過ごす日帰り入院、その後は毎日通院での点滴治療が続き、今週は在宅で内服薬のみで過ごしました。
途中熱を出したり食欲がなくなったりとはらはらもしましたが、家にいられることで精神的に安定したのか、今日、点滴が外れてから初めての血液検査で、貧血の数値はかなり改善が見られていました。
ただ、やはり肝臓の方は酷い数値で、だいぶダメージが深刻な状態です。
明日から、緩やかにですが免疫抑制剤の減薬が始まります。
正直不安でいっぱいですが、お返事にいただいたお言葉を胸に、笑顔で明るく接し、気持ちだけでも穏やかに過ごさせてあげたいと思います。
一緒にいられる時間には絶対に限りがあるのだということ、改めて痛感させられました。
どのくらいの時間を一緒に過ごせるのかは誰にもわからないことですから、一緒に過ごせる時間は目一杯愛情を注ぎ愛情を受け止めて過ごしていきたいと思います。
これまで、全く余裕がなくお返事を確認することもブログを更新することもできなかったのですが、同じ思いで闘病なさっているたくさんの方に少しでもお役に立てるように、私も明日から更新を再開しようと思っています。
こちらでトコちゃんの記事を拝読して、本当に励まされました。
知識、情報は元より、一つ一つのお言葉にとても共感を覚え、とても心強く感じたんです。
くぅは、免疫抑制剤がお医者さんが驚くほどの短時間で劇的な効き目を発揮してくれて、幸いにも回復軌道に乗ることができました。
そんな奇跡みたいなことが起こることもある。
そうじゃないことが起こることも多いとしても、奇跡みたいなことだって起こることがあるんだと知ってもらうことができたらと思っています。
そして、くぅがトコちゃんのように誰かの希望になれるように、くぅにもしっかり回復して長生きして、幸せいっぱいの犬生を送ってもらいたいと思います。
きちんとリンクを貼れましたら、またお知らせさせていただきます。
長文乱文失礼いたしました。
本当に、トコちゃんからたくさんの希望をいただきました。
ありがとうございました。



Posted by るぅ at 2021年03月13日 23:43
よかった!どうされたかなと思っていました!
1番大変な時期を乗り越えられたのですね!これは絶対、飼い主さんの愛情と行動がなければなし得なかったことです。本当に、眠れないですよね。精神的にもですが送り迎え、在宅時間も体調のチェック。私も歯茎をしょっちゅうめくって見ていました。よく乗り越えました!
やっぱりワンコは、おうちが良いんです。くぅちゃんはまだまだ先の話ですが、トコは虹の橋を渡る頃半年間の介護生活になったのですが、病院での時間、つまり積極的治療をやめて家にずーっといることにした途端、復活したんです。
お家でのリラックスして過ごせる時間、そして何よりご家族と過ごせる時間が元気の源なんですよね!
これから、肝臓のダメージによってまた色々なことが起こってくると思いますし、肝臓については一生付き合うことになるかと思います。のちにわかった事ですが、トコは標準より随分小さすぎる肝臓で、これが病気によるためか、もしかしたら先天性のものか分かりませんが、なんと、小さくなった肝臓が血液の流れを確保するためにシャントという別ルートの血管を自力で作っていました。獣医師もとても驚いていました。生きるために体が自分でしたこと。神秘的でした。
どんなことになっても「一緒にいたい!」という思いが、ワンコにも飼い主にもあることで頑張れると思います!
病後のトコの生活は、「ペット」というカテゴリーに書いています。時々、後遺症としての肝臓などからくる高熱の記事も(2013年頃)載せていますので、参考になれば幸いです。
どうか、くぅちゃんとずっとずっと幸せで穏やかな時間を過ごされますように!
Posted by 宮西 希 at 2021年03月15日 01:37
希さま

おはようございます。
温かいお言葉ありがとうございます。
とてもとても励まされ、涙がこぼれてしまいました。

免疫抑制剤を減薬し始めて3日目の一昨日、くぅは少しずつ落ちていた食欲が全くなくなってしまい、朝昼と何も食べず水も飲まなくなってしまいました。
午後に急遽受診したところ、ステロイドの副作用で増大していた食欲が、薬の影響が抜けるのに伴い減退していることに肝臓のダメージが拍車をかけて、食べなくなっているのではないかとのことで、点滴をしていただいて帰宅しました。

相変わらず食欲はありませんが、水は飲むようになり液状のごはんを少しずつなら、食べてくれるようになりました。
今はまだ、少しの変化に一喜一憂の毎日ですが、おっしゃる通りくぅは肝臓の不調とは一生の付き合いになるのだと思います。
お返事を拝読して、慎重に見守りながらもあまり動じることなく平穏に暮らして行ける心持ちでいたいなと、思うようになりました。
ありがとうございます。

昨晩、ブログで希さまとトコちゃんのことを紹介させていただきました。
きっとこれからも、お二方から希望をもらって闘病に臨む方がいらっしゃると思います。
トコちゃんと二人三脚で頑張って来られた日々、辛いことも幸せなことも綴りおいてくださって本当にありがとうございました。
Posted by るぅ at 2021年03月18日 09:23
うちの子も10日前に病気が分かり、1度輸血もしステロイド剤を飲んでいます。
色々な情報を見て一喜一憂の中でこちらのブログに辿り着き、勇気を貰えました。
頑張ります!ありがとうございました。
Posted by 小麦母 at 2024年02月12日 14:35
小麦母さま

わんちゃんが大変な中、コメントありがとうございます。
この記事に辿り着いた方というのは、ご自身の心の安定も保てないくらいの衝撃の中、なんとかして前向きに進めるための情報が欲しいとたくさん検索して下さった結果だと思います。
どうかお気持ちを強く持って、何よりもわんこの生命力を信じて支えてあげてくださいね。

前にも書きましたが、本当にこのシリーズの記事には、書いてから時間が経っているにも関わらずたくさんのアクセスをいただいております。
それだけ、この病気で戦っているコとその飼い主さんがいらっしゃるのだろうと、今でも時々アクセス記録を見て胸を痛めながらそっとその方達の回復を祈っています。
と同時に、生前のトコはたくさんの人と私を繋げてくれたのですが、それが今でも続いていて本当に不思議なすごいわんこだったなぁとつくづく思います。

トコに辿り着いたので、トコと同じようにきっとうまく進むと思います!
がんばってくださいね!!!



Posted by 宮西 希 at 2024年02月13日 15:47
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