2008年04月21日

免疫介在性溶血性貧血(3)

免疫介在性溶血性貧血(2)のつづき


トコが真っ赤っかなおしっこをした時、

血尿だけなら、次の日にかかりつけの獣医さんに行けばいいけど

でも、これは緊急を要するんじゃないか、ととっさに思いました。

前から、もしもの時のために調べておいた

埼玉南部夜間救急動物病院に、まず電話しました。

夜中の0:45頃だったと思います。


狂犬病の予防注射のあとから具合が悪いこと、

そして今、すんごい色のおしっこが出たこと。

電話に出た先生は、「うーん、3時まではやっているので

様子見ても構わないけど、できたら連れて来た方がいいでしょう。

もちろん、様子見てで構いませんが、遠慮せずに」と

言って下さいました。


この時、「様子見て」としか言われなかったら、

きっと朝まで「様子見て」、連れて行かなかったでしょう。

「できたら連れて来て」「遠慮せずに」という言葉が

トコの命を救った大きな要因です。




病院へは、夜間走行なら車で20分ちょっとなのですが

具合の悪いトコを、車の後ろで振り回す訳にはいかず

ものすごい慎重運転で向かいました。

なので、30分かかりました。



病院についたとき私は

「あ・・・来るべきじゃなかった」

と思いました。


深夜にも関わらず、そこには何組もの家族がいました。

みんな、ぐったりと動けない犬や猫を

毛布にくるんで抱きかかえています。


ガラス張りの診察室の中には、

今まさに、息を引き取ろうとしている犬が悲痛な声を上げ

その横で一生懸命体をさすりながら

うなだれている飼い主さん…


トコは息をハアハアさせて、(一見)元気に自分で歩いている。

まるでちょっと走って来たかのよう。

ハアハアしていると、犬の顔って一瞬、笑顔に見えるんです。



なんでこんな元気なのに連れて来たの?



沈痛な表情で余裕のない周りの方々から

そんなふうに思われてるんじゃないか・・・

だんだん申し訳なくなってきてしまって、椅子の端っこに座りました。

それほど、見た目的には、トコは元気でした。

t02200165_0640048010926184467.jpg

真似しんぼ〜!

(元気な時の写真です)




 
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posted by 宮西 希 at 22:32| Comment(0) | ペット・免疫介在性溶血性貧血
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