
今日は「梅若」の最終リハ。
まずは、音楽リハ。
今日までしか細かい打ち合わせが出来ないので
キビシ〜イ練習になりました。
ステージに立ったら、例えプロでなくてもどんな人でも
「見られる人」です。
魅せられる人にならなければいけません。

どれが私か分かるかな〜??
今日は上野Pも来てくれたので
客観的に音楽を聞いてもらい、いろいろ意見を言ってもらって
並び方も変えました。
やっぱり、演奏しない人でプロデュースしてもらえる人が
ステージには必要なんです。

これが、満蔵寺の「梅若塚」
本当にひっそりとたたずんでいます。
満蔵寺のすぐ側に古隅田、昔の隅田川があります。

訪ね来て 問わば答えよ都鳥
隅田河原のつゆと消えぬと
京の都からだまされて連れて来られた梅若が
息絶える時読んだとされる句です。
後から母親が探して追ってくることを見越して・・・
というより、願って読んだ句なのでしょうね。
でも、自分はここで息絶えたのだと伝える句です。
子どもなのに、出来過ぎです、この句・・・。
さすが・・・!

「秋、冬、そして春・・・」の春の場面では
こんなかわいらしいバレエで
すごく和やかに華やぎます。

冬の場面では、大人ならではのしっとりした美しさが魅力。
ゆっくりのテンポでリズムにあわせて踊るのは
非常に難しいと思いますが、中村バレエ団はサスガです!
もうあと、ゲネプロと本番のみ。
今日も、丁寧に取材をして頂きました。
ものすごく良い作品に仕上がってきているので
是非大勢の方にご覧頂きたいし
今後も何度も、再演できることを願っています。