やっぱり載せます、「梅若」!
モダンバレエのみで上演した今回の「梅若」も
とても評判も良かったようで安心しました。

(写真はすべてリハーサル時のものです)
曲のスタートには、本当に初舞台くらいの小さなコたちも
メダカや風の精といった役で出演。
いつもの練習ではしない「お化粧」をして午前中のリハをした
幼稚園くらいの子どもから、質問された先生が
「えっ?!!つ・ぎ・が!!本番よ〜っ!!」と
答えている姿に、音楽チーム(私たち)大ウケ!
初舞台の子どもは
「本番」って何だか分かってないんですよね〜!
大きなステージの上で、いつもしないお化粧をして
(本当はリハーサルだけど)踊ったら
これが「本番」というものだと思ったみたい!!
超、かわいい〜〜!!
実は、本当の「本番」前にも、かわいいアクシデントが!
さあ!行きます!!という段階になって
半べそで「おしっこ〜〜〜」
オトナは大慌て!抱えるようにトイレへ走る!
舞台監督から「スミマセ〜ン!少し押しま〜す!」の声があり
そろそろ帰って来るかな〜と思う頃・・・
また1人、「おしっこ〜〜〜」(^^)
子どもには勝てませんっ!

バレエではあるけれど、物語に合わせて
とても日本的な風景・衣裳で演じる場面もありました。
このくらいのコ達になると
踊りなんてサッパリ分からない私でも
それはそれは目を見張る動きをする子が出てきます。
私も子どもの頃からステージにいたので分かるのですが
生活の一部になっている子って、いるんです。
それが、それぞれ音楽だったり踊りだったり
ちゃんとバランス良く、みんな違うことに興味を持つって
人間っておもしろいなぁと思います。
人間ぐらいですものね、踊ったり歌ったりを楽しんで
それを他の人に見せる喜びを持っているのって。
ん・・・?もしかしてアシカも、イルカも
うれしいのかな?

リハの時は、照明が入っていないので
ステージの雰囲気もガラッと違いますが・・・。

これは子を失った母親の悲しみの心情を表現している
上級者の方々のシーンです。
ピタッと決まる動きは、見ていて圧巻です!
「梅若」伝説は、近年だと墨田区に持って行かれちゃってますが
粕壁(春日部)に古くから伝わる伝説です。
今回もとても評判が良かったようで、更に再演を!という
うれしいお話もチラホラ。。。
この作品は、私としてもとても楽しく作れた作品だし
(作曲はもちろん、大勢で演奏するまでの過程も)
何度でもチャレンジして、より煮詰めて
更に良い作品になっていってくれたらうれしいなーと
思っています。