2021年04月21日
幸せ報告・福ちゃん
去年11月に正式譲渡されたふくちゃんのママさんから
春を満喫する幸せな様子を、たくさんご報告いただきました!
まずは、先住犬のきなちゃんと一緒に春になった公園へ
『お散歩とドライブは大好きです!
散歩の前は大体洋服着せるのですが、洋服の着脱はお手の物!ビビり感ゼロです!
公園でも、今日は小さい子から草をもらって手から普通に食べていてびっくり!
あ!あとキャベツ畑のダッシュも大好きです!
福ちゃん本当に本当に速くて、ママ並走が大変です!
でも、すっっっごい楽しそうに走るんですよ!もっと速く行こうってすごいひっぱるんです
本当可愛くて』
福ちゃん、小さい子とちゃんと上手に接することができているんですね!
もう、昔のことではありますが
野犬の子だった福ちゃんは、本当のこというと私にも攻撃的だったんです。
最初は手なんて、怖くて出せないくらいでした。
でもね。
ちゃんと人間と意思疎通ができるようになって
小さい子にだって、優しく接することができるようになるんです。
保護活動をしている方の中にも、野犬に対して全く信じていない方がいるのですが
いわゆる調教的な訓練ではなく
一般の家庭で平和的に過ごすことで
こんなに穏やかな、優しいわんこを取り戻せるんです。
この事実を、多くの方々に知ってほしい。
菜の花いっぱいの土手。素敵ですね〜
本当に自然のままでこんな綺麗なところがあるんですね!
これはぺんぺん草?がお顔にくっついちゃった福ちゃん(笑)
先住犬のきなこちゃん、ごまちゃんと一緒に。
もうすっかりとけ込んでいます
みんなきちんとお座りして、目線バッチリ!
さては、美味しいもの凝視だな!(笑)
この、嬉しそうに見上げるお顔
ママさんのことが大好きな証拠
なんだかとっても、かっこよくなったね!
安心できる場所で、精神的に安定した生活ができて
楽しい仲間がいて、Aちゃんにもいっぱいナデナデしてもらって
ママにたっくさん褒めてもらって
福ちゃん、自信がついたんだろうなって思います
この、えへって笑うお顔
うちにいた頃と全然変わっていない
この先住犬のごまちゃんも
O家の近所で放浪していたわんこでした。
しかも、大怪我をした状態で・・・
ママさんとそのお姉ちゃまが、たくさんの時間をかけて
触れるようになり、やっと保護し
医療にかけ、自分のおうちのコになったという経緯があるそうです。
私、この穏やかな可愛らしいごまちゃんのファンなのですが
いわゆる野良犬と呼ばれるわんこって
昔はもっとたくさんいましたが
狂犬病予防・公衆衛生のためにと、どんどん捕獲され
それによって「野犬」と呼ばれるようになり
怖い、危険だというイメージも
野良犬と言われていた頃より強くなっている気がします。
でも、野犬って人間が作っている部分も大きくて
そりゃ怖い思いをして捕まえられたら
わんこたちも人間に対してひどく攻撃的にもなります。
最初から優しく接していたら、違ったかもしれないのに…
だけど、そうなってからだって
信頼は取り戻すことができる。
それを伝えて行きたいな、と思っています。
さてさて!ママさんからのご報告では
きなちゃんと一緒に歩くときはちゃんと合わせて
ママとふたりだけでの時は、うちでトレーニングしていた時のように
素晴らしい歩き方をするんですって!
臨機応変に周りに合わせているんだそうです。
賢いね
福ちゃんのお家では、初夏になるとみんな髪を短くするのだそうです。
ママさんがバリカンをかけるそうなのですが
『きながバリカンやられながらへそ天で寝るので
その姿を見せてから福ちゃんにもバリカンかけたら
最初はすこし怖がってましたが、徐々に慣れ
最後の方は、目つぶってコクコクしてました。
福ちゃん本当に賢くて、本当に性格が穏やかなことです!』
福ちゃんの性格が良いこともそうですが
O家の皆さまが、それだけの環境を作ってくださっているからこそ
O家の皆さま、本当にどうもありがとうございます
福ちゃん、本当に幸せなおうちにたどり着けたね〜!
よかったね〜!
毎回、写真を見ながらウルウルしてしまいます。
私の夫や娘も、目尻がぎゅーっと下がりながら
写真を見ています。
今わたしのおうちにいるしーちゃん
コロナのこともあって、ふと数えてみたら
ふくちゃんよりも長くいるんですよね。
しーちゃんも、福ちゃんにつづけ
posted by 宮西 希 at 23:46| Comment(0)
| 保護犬フクちゃん
2021年04月17日
保護犬しーちゃん・その13「野犬もかわいいワンコに変身します」
保護犬しーちゃん、ルカとも一緒に歩けるようになりました!
今までひとり歩きの時は私にピタッとついて歩いていたけれど
ルカと一緒の時はリードは少し長め。
それでもルカのことも私のこともちゃんと気にしながら
ルカがニオイを嗅ぐ時はゆっくりにするなど
ペースをちゃんと合わせながら歩いてくれます。
歩道から道路に出る時や横断歩道で待つ際などの
「ストップ」も効いている
(このブログは動画が載せられないので
興味がある方はインスタグラムかFacebookページをご覧ください。)
怖い時は私の足にピトッとくっついて歩こうとするから
歩きづらくてしょうがないけれど
グチャグチャ歩きもずいぶん直ったし
引っ張り癖もないしとてもお散歩しやすいコに成長しました。
また、苦手な後ろからの車や突然の大きな音
急に現れる人などびっくりしてパニックになりそうな時は
瞬時に「おすわり」と言うと
ドギマギしながらも座ってやり過ごせるようになってきました。
怖くておすわりを通り越して伏せて丸まっちゃう時もあるけれど
また、先日は「朝なんか上に乗ってるなぁ?」と起きたらしーちゃん!
一緒に寝ているこのコ、元野犬に見えますか?(笑)
野犬も一緒に暮らし、リハビリ・ケアして本犬が安心すれば
こんなにかわいいワンコになります
最初は彼も歯を当てるくらいはしましたが
それはそれだけ怖かったからで
攻撃性のあるわんこと決めつけて殺処分しているすべてのセンターに
この写真を見せてあげたい
全国のセンターでは
野犬というだけで「譲渡不可」とされてしまいます。
しーちゃんのいた北九州はとても理解のあるセンターで
「譲渡不可」のコであっても地元ボランティアの方なら引き出し可能だけど
有無を言わさずに
たった3日だけ収容して殺してしまっている自治体もあります。
でも野犬でも、最初は歯を当てるようなことがあっても
こうして一緒に暮らしやすいワンコに変身できるんだ、ということを
たくさんの方に知ってもらいたいです。
もちろん、そのまますぐ里親さんに譲渡してしまうのは
逃走の危険もあるし
人間もワンコも苦労するだけということになりかねないけれど
人間側がきちんと勉強しトレーニングできる技術を覚えれば
そしてそういう預かりを一度介してから里親さんに譲渡すれば
問題も少なくなるはず。
うちのケースはモデルケースのほんのひとつであって
世の中にはたくさんの預かりさんがいます。
それぞれ、野犬でも人間との生活に馴染めるようリハビリ・トレーニングしたり
また飼い主放棄や、繁殖屋からのレスキューなどで
とても心を傷つけられたコのケア・リハビリなど
各地で一生懸命対応しています。
どうか、一度家族になったワンコ・ニャンコを勝手な理由をつけて捨てないで!
小さな檻に閉じ込められ糞尿にまみれたまま
何度も何度もお腹を切られて無理な出産をさせられている
ペットショップで売られているコの親犬・親猫のことを知ってください。
ペットショップで動物を買うことは、それに加担することにつながります。
そして、保護活動している人の中にも
野犬というだけで偏見の目で見る方がいるのも事実だけど
本当に人間の家族の「群れ」の中でお互いに幸せを感じられる存在になれることを
たくさんの方々に伝えたい
*お問い合わせは「ペットのおうち」よりお願いいたします。
募集番号:355583
*譲渡は先着順ではなく、もしも相応しい方からのご応募がない場合には
マッチング成功まで募集が続きます。
これはあくまでも様々な条件の相性(マッチング)であって
応募してくださるご家庭を否定するものでは決してありません。
何よりもワンコ達の「安心」「安全」「幸せ」を優先して
里親様の選定を行なっておりますため
ご希望に添えない事もございます事をご理解下さいますようお願い申し上げます。
#野犬
#元野犬
#保護犬
#元野犬でも家族になれます
#野犬だって可愛い家族になるよ
#里親募集
#里親募集中
posted by 宮西 希 at 16:36| Comment(0)
| 仕事
2021年04月16日
キジバトの抱卵
昨年数回聞いていた同じカップルなのだけど
うちのベランダで卵を抱いていたキジバトさん。
3月から卵を抱き始め
親鳥がツンツン、カリカリしたのが10日ほど前。
去年、最初にこのツンツン、カリカリを見て聞いた時
「食べちゃったのか?!」とおもってびっくりしたけど
卵を割るのを手伝っているのね。
ついに親鳥が巣を空けるようになったので
カメラを高く高く掲げてこっそり覗いて(カメラ越しに)みた。
黄色い羽毛がまだ残るかわいいコが一羽座ってこっちを見ていた
でも、横に卵が…今回は一羽しか孵らず(涙)
育っている子は日に日に大きくなって
下にいる私たちを巣の中からじっと見つめている。
目が合う。
ちゃんと認識しているのだと思う。
黄色が多かったのが、どんどんグレーになっていく。
もう少しで、すぐに飛べるようになっちゃうんだろうなぁ。
どうか元気に巣立ってね!
posted by 宮西 希 at 10:55| Comment(0)
| ペット
2021年04月07日
保護犬しーちゃん・その12「成長ぶり」
我が家にやってきて早くも5ヶ月になり
しーちゃんは着々と成長しています。
一瞬見ただけなら、普通のペットとして見えるくらい
随分と人間にも慣れ、ほかのわんこたちとも交流できるようになってきました。
最近10日ほど、実家のわんこ小春を預かっていたのですが
小春ともすっかり打ち解けています。
そして、これまではしっかりと歩行訓練をしてきたので
野犬特有のグチャグチャ歩きは鳴りを潜め
しーちゃんだけの時はきちんと私の左側で歩いてくれますが
やってみたら、小春と一緒にお散歩できました!
これなら、先住犬がいらっしゃるおうちでも
問題なく暮らせます
しーちゃんは「おすわり」はしっかりと覚えており
ご飯の時はもちろんのこと
お外で「怖い!」とパニックになりそうな時に
必ず「おすわり」をかけるようにしています。
外でパニックになってしまうと、リードをしていても1mくらい飛び上がって
タイミングが悪ければ車にだって轢かれてしまうかもしれません。
そういう危険から守るためにも
パニックになりそうな状況の時は、早めに「おすわり」です。
そんな時、しーちゃんはガタガタ、ブルブル震えながら
小さく小さく縮こまっておすわりするので
危険は回避できています。
もっと経験を積んで、通常、車は自分を襲ってはこないことや
信用できる飼い主(里親さん)といれば
怖いことはないよ、安心していいんだよ、ということがわかれば
パニックになる程怖がったりはしなくなってくるでしょう。
この「おすわり」は、トレーニングの中でも基本で
これがきちんとできれば、ドッグランなどで自由に走り回れるところで
ノーリードにすることもできるようになります。
というのは、呼び戻しをして「おすわり」ができれば
またきちんとリードをつけることができるから。
反対にいえば、それができなかったら
ノーリードにはできません
もう1つ大事なトレーニングは「アイコンタクト」
野犬だったコは、特に怖がりで人と目を合わせようとはしないのですが
時間をかけてトレーニング中。
しーちゃんは名前を呼べば、顔を向けてくれるようにはなっているので
ご飯をあげる時など「見て」でアイコンタクト取るように練習中です。
それにしても、随分と可愛らしくなってきましたよ
私が玄関から入ってきた時が、1番かわいい
あんなにもピンと立っているお耳が
左右にぺターンと寝てしまうほど、私の帰宅を喜んでくれます。
それがたった1分のゴミ捨てだったとしても
ルーちゃんと一緒になって、帰宅をものすご〜く大歓迎してくれるので
これが里親さんだったら、もうメロメロになっちゃうだろうなぁ〜
と思いながら、いつも思わずニンマリしてしまいます。
この交差点も、交通量がある時間にわざと数分佇んで
行き交う車が、しーちゃんには何もしない、襲ってこないということを
なんどもなんども体験させたのですが
最初はガタガタブルブル、うんぴーも漏らしちゃうほどでしたが
今ではこの余裕!
本当にこの1ヶ月で、すごい勢いで成長しています。
本当のおうちに行っても、思ったより時間かからずに
馴染んでかわいい姿を見せてくれるだろうな、と
思えるところまできました。
あとは、本当のご家族さまからのご連絡を待つばかり
しーちゃんを暖かく、優しく迎えてくださるご家族さま
大募集中です
*お問い合わせは「ペットのおうち」よりお願いいたします。
募集番号:355583
*譲渡は先着順ではなく、もしも相応しい方からのご応募がない場合には
マッチング成功まで募集が続きます。
これはあくまでも様々な条件の相性(マッチング)であって
応募してくださるご家庭を否定するものでは決してありません。
何よりもワンコ達の「安心」「安全」「幸せ」を優先して
里親様の選定を行なっておりますため
ご希望に添えない事もございます事をご理解下さいますようお願い申し上げます。
posted by 宮西 希 at 21:54| Comment(0)
| 保護犬しーちゃん