2021年03月26日
保護犬しーちゃん・その11「里親募集中!」
里親さんを募集し始めて2週間。
いくつかの問い合わせと、数件のご応募がありましたが
現在のところまだ決まっていません。
そんな2週間で、しーちゃんに変化が!
ひょんなことから実家のわんこ、小春をうちで預かることになり
しーちゃんがあまり慣れていない小春と一緒にいる時間ができ
急成長
人間に対して、今までよりもぐっと慣れてきて
喜んだりという感情表現も増えてきました。
そして、お散歩に行くときは
自ら玄関に来て、隅っこに座り(←ふくちゃんと同じ位置)
おとなしくリードとハーネスをつけられるようになり
さらに、お庭で遊ぶ時にはいつもリードをつけたままでしたが
ついに、放牧
ノーリードで遊んだ後、ちゃんと「おすわり」という声に反応し
座ってじっとしたまま、リードをつけることができるようになりました
すごーい変化!
しーちゃん、頑張っています!
絶対に、何があってもしーちゃんと一緒にいてくれる
しーちゃんを守ってくれる
そんなご家庭を探しています。
元野犬ということで、難しい部分もありますが
できる限りのサポートはしていくつもりですので
お気軽に、お問い合わせくださいね!
*お問い合わせは「ペットのおうち」よりお願いいたします。
募集番号:355583
*譲渡は先着順ではなく、もしも相応しい方からのご応募がない場合には
マッチング成功まで募集が続きます。
これはあくまでも様々な条件の相性(マッチング)であって
応募してくださるご家庭を否定するものでは決してありません。
何よりもワンコ達の「安心」「安全」「幸せ」を優先して
里親様の選定を行なっておりますため
ご希望に添えない事もございます事をご理解下さいますようお願い申し上げます。
posted by 宮西 希 at 01:59| Comment(5)
| 保護犬しーちゃん
2021年03月11日
あれから10年
あの日のことを想像できないような、穏やかであたたかな春の海。
10年前のことは、誰もが忘れられずにいると思う。
あの頃のようにフットワークの軽い動きを
私は今はできなくなってしまったけれど
ひとつだけ大事な仕事が増えた。
娘には、小さな頃から地震や津波のことを教えてきた。
あまり幼い頃から地震や津波のことを教えると
ショックで夜泣きをするようになったり
極端に怖がってしまうと聞いてもいたけれど
そんなこといっているうちに大きな地震や津波が来てしまったら
海の前に住んでいる我が家はひとたまりもない。
この辺で遊んでいる時に大きな地震が起きたら
ひとりででも図書館に逃げなさい。
この辺りだったら、この坂を登って公園に行きなさい。
うちの近所まで帰ってきていても
うちよりも近かったらこのビルの
外階段でいいから5階まで昇りなさい。
大丈夫。
私もちゃんと逃げているから。
お互いに生きていれば、必ずあとで会えるから。
『津波てんでんこ』
私が震災後に釜石に滞在中、教えて頂いた言葉を
娘も口にする。
震災直後に、私に避難所での演奏を依頼してくださり
宿泊させて頂いた友人の実家である釜石のお寺は
幼稚園を経営している。
地震発生時、ちょうど幼稚園は帰宅時間帯で海側でバスを走らせていた。
海からの道は一本道で
津波から逃げようとする車で大渋滞になることを予想したバスの運転手さんは
一瞬の機転でバスを新日鉄の敷地内に入り込ませた。
そのままバスを走らせて海からの距離を稼いだことで
園児全員の命を守った。
でも家族を亡くした園児たちはたくさんいて
幼稚園が再開したあと
海で父親を亡くした園児は海を見るだけで泣き出してしまう。
先生は毎日、バスが海沿いを走る時は
その子を海が見えない側に席を移動させたそうだ。
直接話を聞いた時も
そしてその園児たちの前で演奏したときも
泣くのをがんばって我慢していたけれど
今、娘がちょうどその年齢。
今日幼稚園からバスで帰宅したのも、まさにあの時間。
あの時よりもっと具体的に、感じ入り考えられるようになった。
必ず、命を守らなければならない。
そして彼女に、悲しい苦しみを背負わさないよう
私自身の命も守らなければ。
そしてこれはどんな子にも、どんな大人に対しても
同じこと。
娘は成長し
「家にいる時に大きな地震と津波が来たら、ルカにリードをつけて屋上まで逃げる」
と言うようになった。
頼もしい。
本当は、大地震なんて来ないのが一番だけど
あの時に様々なことを経験させて頂いたのは
「人の役に立て。今後の自分の役に立てろ」
という神様からのメッセージが含まれていたような気がする。
10年前から数年にわたってたくさんたくさんの東北の地に伺った私は
多分他の方よりたくさんたくさんの方々の想いを受け止めたつもり。
お話をいっぱいしたのに、その後亡くなってしまった方もいる。
遭遇した出来事、聞いた言葉、感じた想いは
全て私の心に蓄積されているから
少しずつでもゆっくりでも
必ず音に生かしていくことを約束します。
Nさん、Sさん、どうか安らかに…。
あの日悲しい想いをされた全ての方が、必ず少しずつでも癒されますように…
そして、私の人生において
大きな大きな経験をさせてくださった
モカパパ、モカママ、チーム正福寺の皆様に
心からの感謝を申し上げます。
#東日本大震災
#東日本大震災を忘れない
#東日本大震災から10年
#津波てんでんこ
posted by 宮西 希 at 23:48| Comment(0)
| 希の考察
保護犬しーちゃん・その10「里親募集開始しました!」
センターからレスキュー、我が家に来て4ヶ月半。
少し時間がかかりましたが
しーちゃん、いよいよ里親募集開始しました!
全く、急いでいません!
本当に「あ、ここだ!」と感じるお家が出てくるまで
ゆっくりゆっくり探します。
本来おとなしい、むしろとても怖がりなコですが
最近は、尻尾をブンブン振るなど
とても愛らしい仕草も増えて来ました。
動画は、里親募集サイト「ペットのおうち」に掲載してありますので
興味のある方は、ご覧くださいね
里親さんになって頂くのには
いくつか条件もありますし
保護犬、ことに元野犬は難しい部分もたくさんあります。
でもきっと、本当のおうちが見つかって
本当の家族になっていけば
今まで以上にどんどん、どんどん
しーちゃんも成長していきます。
きちんとしーちゃんをリードし、成長させてくれる
そしてたっぷり愛情を注ぎ甘えさせてくれるご家族を
募集いたします。
詳しいこと、またお問い合わせは
「ペットのおうち」募集番号:355583を
ご覧くださいね
*譲渡は先着順ではなく、もしも相応しい方からのご応募がない場合には
マッチング成功まで募集が続きます。
これはあくまでも様々な条件の相性(マッチング)であって
応募してくださるご家庭を否定するものでは決してありません。
何よりもワンコ達の「安心」「安全」「幸せ」を優先して
里親様の選定を行なっておりますため
ご希望に添えない事もございます事をご理解下さいますようお願い申し上げます。
posted by 宮西 希 at 02:40| Comment(0)
| 保護犬しーちゃん
2021年03月10日
幸せ報告(福ちゃん)
我が家を卒業した福ちゃんのママさんから
またまた幸せ報告が届きました
もう、なんって幸せな生活しているの〜
見てやってください、このヌクヌク
福ちゃんのために特別に作ってもらったおうちの中で
毛布の上に、お洋服着て寝ているのですが
それだけでなく、なんと枕してます!
もう、写真からいびきが聞こえてくるようです(笑)
ヨダレも垂らしているかも〜
男性をとても怖がっていた福ちゃんですが
最近はパパさんとも、どんどん距離が縮まってきているそうです!
パパさんの我慢と努力には、脱帽です
福ちゃんの本当のおうちは、空気の良いのどかな地域なのですが
相変わらずお散歩がだーいすき
大きめの公園に車で行くと、駐車場についた時点でもうクンクン鳴いて
早く早く〜!とワンワン言うそうですよ!
良いお顔していますね〜!
仔犬の頃センターに入れられて
そのまま大きくなってしまった福ちゃんは
お外で遊んだこともありませんでした。
本当に、幸せなおうちにたどり着けてよかった
福ちゃんを面倒見てくれている、先住犬のきな子ちゃんにも
本当に感謝しています!
O家の皆様、こんなに幸せにしてくださって
本当にどうもありがとうございます!
これからも、人間もワンコもみ〜んなで幸せに過ごされてくださいね!
ふくちゃんのこと、この先もどうぞよろしくお願いいたします。
コロナが落ち着いたら、会いたいなぁ〜
posted by 宮西 希 at 00:38| Comment(0)
| 保護犬フクちゃん