フクちゃんが、センターを出てうちに来た日
センターでは、なんと17頭もの持ち込みがあったそうです。
老夫婦が、去勢もしないで増えに増えて手に負えなくなり
「もう、さっさとどっかにやってくれ」って。
「だけど、寂しいから1頭は手元に残す」って。
遠くで聞いていたって、頭にきます。
センターで直接世話したり、引き出したりしてくれている方々は
もう、頭に血がのぼる思いでしょう。
正直、センターも
くろすけやフクちゃんや他の子達を必死で生かしてくれているけれど
こんなにたくさん持ち込まれたら限界だそうです…(涙)
持ち込んだ人間、老夫婦だそうですが、自分が不要とされた時
もう、年取って体もいうこと聞かないし面倒見切れないって
センターにぶち込まれればいいって、思ってしまいます。
ボランティアは、そういう人でなしの尻拭いをするためにいるわけじゃない。
さて、フクちゃんですが
うちに来た次の日、こんな感じです。

だけど、だいぶ相当、ビビっています。
私が手から1つ1つ餌をあげ、姿を隠していたところ
そろりそろりと出て来ました!


姿を隠していたので、腕を必死で伸ばし
望遠で撮りました

2日目には、夜ご飯の時
夫を怖がっているのを逆手に取り、ケージ横に行ったところ
怖くてケージから出て来まして

ルカに習って、私のところに美味しいものを求め
やって来ました。

トイレをひたすら我慢していたのですが
おしっこピッピは、このシートの上にしてね、と
多分100回くらい話をしたからなのか
その日の深夜1時過ぎに
なんと!ケージ横に敷いておいたシートに
大量のおしっこ!とうんぴー!
えらいぞ



3日目、またトイレを
ちゃんとケージ横のシートにしてくれていたので
ルカの散歩中、一人でお留守番にしてみました。
ちなみに、保護したばかりのワンコは最初はお散歩なんて連れ出しません。
まず、リードなんて、つけられないし
フクちゃんに関しては、まだ体は触れないです。
首輪は、センターを出る際に鎮静をかけて軽く眠らせ
首輪をしてからケージに入れているんです。
逃走に命をかけている子も多いので
本当におうちが安心の場所になるまでは
お外に出すのも、すごく慎重になります。
ルカの散歩を終え、心配しながら帰ってみたら、これ


なにこのリラ〜〜〜ックス

一人で留守番、大丈夫そうだね

だんだん、ご飯食べに
こんな近くまで出てくるようになりました。

さてクリスマス。


ルカはもちろん、フクちゃんも
一緒に美味しいものを食べました。
ローストビーフも鶏の唐揚げもチーズも
フクちゃんは初めてだったけれど、相当美味しかったようで
怖くてケージに縮こまっていたのに
ビビりながらも私のそばを離れませんでした。
そして、ケーキをねだるルカに驚いて、振り返ってガン見!

ルカは、フクちゃんを振り返って
「こうやるんだよ!」と言っています(笑)

サンタさんがくれたホネホネ
ルカは袋ごとがっつきましたが

フクちゃんは、怖いのと
どうして良いのかわからないようで
チーンと固まってしまいました


*お問い合わせは「
ペットのおうち」よりお願いいたします。
*譲渡は先着順ではなく、もしも相応しい方からのご応募がない場合には
マッチング成功まで募集が続きます。
これはあくまでも様々な条件の相性(マッチング)であって
応募してくださるご家庭を否定するものでは決してありません。
何よりもワンコ達の「安心」「安全」「幸せ」を優先して
里親様の選定を行なっておりますため
ご希望に添えない事もございます事をご理解下さいますようお願い申し上げます。