2018年10月28日
2018ちょっとひとりKOTO〜秋うらら〜
南青山曼荼羅で開催された
2018ちょっとひとりKOTO〜秋うらら〜は
たくさんの方々のおかげさまで
無事終了しました。
本当にたくさんのお客さまと
そして、バックアップして頂いたたくさんのスタッフさんに
心から感謝申し上げます。
数年前、色々なことがあり環境の変化があって
一時は、音楽活動を続けていくことが
もう無理なのかな、という気持ちになったこともありましたが
昨日は事務所の社長やマネージャーさんはじめ
たくさんのスタッフさんが
こっそり連れていった娘のことも含め
あらゆることに気を配ってくださって
私の演奏をバックアップしてくださいました。
いい環境になってきたことを
本当にありがたく思いながらのステージでした。
それから、ピアノの大山泰輝さん
ベースの鳥越啓介さんという
安心して気持ちよく音を出せるミュージシャンに恵まれたことが
本当に嬉しかったです!
特に、大山さんは
つい2日前にも一緒に福島まで泊まりで行って頂いて
一緒の車でずーっとおしゃべりしながら行ったこともあり
ちょっと距離も縮まった感じがして
甘える部分も多くなり(^^;)
たくさん助けていただきました。
また鳥越さんは
当然、随分前から勝手に存じ上げてはいたのですが
直接ご紹介いただいたギターの天野清継さんからも
まぁまずスケジュールが空いてないとは思うよ〜
と言われていたので
全然期待をしないでいたら
まさかのOK!
ベースの腕の凄さはもちろんだったのですが
1番感激したのが、arco(弓で弾く)の美しさ!
クラシックの要素を随所に取り入れながら
演奏してくださったのが
私の音楽にもぴったりでした。
それと、公演前にInstagramに書きましたが
なんと私は、衣装を家に忘れてきて!!!
娘を見るために一緒に来ていた夫が
楽器と私を会場に置いてから
家に取りに戻ってくれたのですが
多分1番、体力的にも気持ち的にも大変だったと思います
コンサートの日は
デビュー前から私を撮り続けてくださっている
カメラマンの内藤雅光さんが
リハーサルの時間からずっと
写真を撮ってくださいました。
このページの写真はみんなそうです。
これから、SNSでも
順次アップしていきます!
ご来場くださった皆さま
本当にどうもありがとうございました!
やっぱり私、箏を弾くのが大好きだなぁ!と
昨日、改めて思いました。
これからも、どなたかのお気持ちに
寄り添えるような音楽を目指し
1つ1つ丁寧に、音を出していきたいと思います。
是非また、聴きにいらしてくださいね。
posted by 宮西 希 at 00:19| Comment(0)
| コンサート
2018年10月25日
南相馬市原町高校・芸術鑑賞会
原町高校の芸術鑑賞会は
南相馬市民文化会館ゆめはっとで行われました。
会場入りしてまず、とっても綺麗なホールに感激!
木のぬくもりがとても暖かく
楽器の音と共鳴して会場中が鳴る感じ。
会場のスタッフの方々も、とても気持ち良い方々で
大切な音響には、昔から私の音を作ってくださっている
湘南音響の糸瀬くんをお願いしていたので
安心して音を出せました。
準備中〜
そして何より
都会の高校生を見慣れているからなのか
原町高校の生徒さんたちの
純朴さに感激!
ご本人たちは気づいていないと思うけれど
ずっとこのままでいて欲しいな、と思ってしまいました。
ピアノ・大山泰輝さん ベース・早川哲也さん
今回の公演の中では
箏曲部の生徒さんたちとのセッションがありました。
原町高校の箏曲部は、コンクールでも賞を取り続けている
優秀な部活。
そちらで教えていらっしゃる外部講師のお箏の先生が
直接お目にかかれなかったのですが
なんと私と大学を同じ時期に過ごしていらした方だということで
全国各地でそれぞれ頑張ってしっかりと
箏の技術や、それ以上のことを
伝え続けている方々がいらっしゃるということを
とても実感し、励まされる気持ちになりました。
箏をはじめとする伝統文化は
楽器だけ弾けてもダメなんです。
楽器に向き合う姿勢、周りの方々への気遣い
そういったものも、ちゃんと身につけている生徒さんたちで
先生がしっかり指導なさっているんだろうと感じました。
コンクール間近だったのに
今回のセッションのための練習大変だったと思います。
コンクール頑張ってね!
そして、このコンサートを作って
私を呼んでくださったのが
前のブログにも書きましたが
11年のお付き合いになる高橋 彰先生。
いつお目にかかっても穏やかで
ニコニコしていらっしゃるのが印象的です。
今回初めて聞いた話でしたが
11年前のコンサートの前に
知人の方が持っていらした私のCDを聴いて
双葉町に来るなら聞きに行こう!と
コンサートに足を運んでくださったのだそうです。
そのCDをすでに持っていらした方にも
私はお礼を言いたいです!
今回ここでお会いできた方々と
またどこかで、ご一緒できることを願っています!
posted by 宮西 希 at 13:26| Comment(0)
| コンサート
2018年10月23日
福島県南相馬へ
福島県南相馬市、原町高校の
芸術鑑賞会に呼んでいただきました。
ここに来るまでの経緯は、なんと11年前まで遡ります。
2007年、双葉町の駅のすぐ横にあった
ステーションプラザふたばというホールで
コンサートをさせて頂いたことがスタートになっています。
ちょうどだるま祭りの日の終わりの日で、すごく寒くて。
この11年前の写真に一緒に写っている
湘南音響の糸瀬くんとも、またこうして一緒に
仕事で福島に行けるのですが、すごく嬉しいことです。
その11年前のコンサートには
双葉町だけでなく浪江町・大熊町などからも
たくさんのお客さまがいらして下さって
本当に満員で、コンサートはとても盛り上がりました。
たくさん持っていったCDも、残らず全部買って頂いてしまって
私にとっても、とても心に残るコンサートでした。
そのコンサートにご来場くださっていた中に
高校の先生がいらっしゃいました。
のちに、先生の勤務先である新地高校に呼んで頂いて
コンサートをしました。
2011年震災があった時、新地高校にも心配になって直接電話をし
双葉町は、町ごと私の実家近くに町ごと避難してきていたので
直接伺って、担当だった方々と再会を果たしました。
そして、避難場所だった埼玉県騎西高校跡の校舎で
お見舞いコンサートをしたり
新地高校にも伺って、コンサートを行いました。
その時の様子「新地町新地高校」
新地高校では、数年前の私のコンサートを聞いてくれた3月卒業の生徒さんが
あの自動車教習所での津波で亡くなっていました。
そんな関係を築いてきた先生が
今回、現在の勤務地である原町高校の芸術鑑賞会に
私を呼んで下さったのです。
原町は、私が震災後にずっと自分の車に楽器を積んで
岩手からずっと各避難所を回っていた時
1番印象に残った避難所
南相馬市原町第二中学校があるところ。
「南相馬市原町第二中学校」
「今回感じたこと・8(原町第二中学校)
自主避難地域だったため人がとても少なく
マクドナルドでさえやっていなかった原町では
他に第一小学校、石神第一小学校などにも伺いました。
「南相馬市原町第一小学校」
「南相馬市石神第一小学校」
南相馬の震災後の避難所では
「全国の方々にたくさんたくさん支援して頂いて
本当にありがたいし申し訳ない。
あなただって、自分でお金使って来てくれて
演奏もタダでしてくれてるでしょ?
今に必ず元気になったら、お金払って見に行くから!」
と言われました。
「いえいえ、音楽は心の栄養だから!
体だけでなく心にも栄養がないと、やっぱり人間はダメみたい。
だから音楽をやっている身としては
必要として頂けるならまた来ます!」
と言った私に
「お金ちゃんと払って見せてもらえるくらいになったら
この町や人が元気になれたということだから!
それが、望みなの。
だから数年後、またここでコンサートやってね」
と言われたことが、とても印象に残っています。
今回、学校からちゃんとお仕事としてコンサートの依頼があった時
あの頃より、町や人が元気になっていることを実感できて
本当に嬉しく思いました。
あの頃、避難所で、たくさんの小学生たちと会って
彼らのリクエストに答えて、箏でアニメソングやゲーム音楽
流行りのJ-POPをたくさん弾いていました。
その子たちも、数えてみたらちょうど高校生くらいだろうなと思います。
明日のコンサートは、みんなが元気になってきたことを喜びながら
でもその裏で、たくさん色々な思いをされながら頑張ってきたことを労いながら
明るい、そして少しホッとできる時間にできればいいなと思っています。
posted by 宮西 希 at 11:09| Comment(0)
| コンサート
2018年10月17日
やんちゃな頃のアーティスト写真
昔の写真を発掘。
2000年頃は、まだ
和楽器で私みたいな活動している人はほとんどいなくて
いくら「古典音楽じゃない」とか「POPな感じです」だとか言っても
メディアも含めリスナーさんには固定観念があり
私の楽曲を聴いてもらうまでにたくさんのハードルがありました。
それを一気に崩そう!と
このようなスタイルのアー写を撮ったけど
裸足だしジーンズだし
しかも破けてるし
まぁ〜〜散々邦楽界の方々からは叩かれました!
(地方のお箏の先生からクレームの電話がかかってきたほどです 笑)
でも私はすごーく好きな写真です。
ちなみに担いでいるのは
スタンダードなお箏ではなく
その半分くらいの大きさのソプラノ箏。
キラキラした高音が出るので
私のCDの中で、装飾の音として
たくさん使われています。
どの音か、探してみてくださいね!
10月26日(金)ちょっとひとりKOTO 2018 〜秋うらら〜
<場 所> 南青山MANDALA
東京都港区南青山3−2−2 MRビルB1
TEL:03-5474-0411
<時 間> 開場18:00 / 開演19:00
<料 金> 前売り¥4,000 当日¥4,500(税込)
全席自由(ドリンク別)
<サポート> Pf/大山泰輝 Bs/鳥越啓介
☆チケット予約受付中
【メール予約】 タイトルを「10/26チケット予約」として
お名前・お電話番号・メールアドレス・
予約枚数を明記の上 info@kotist-nozomi.com
までお申し込みください。
☆3日以内に「予約受付完了メール」が届かない場合、こちらにメールが
届いていない可能性があります。その際はお手数ですが、フリーメール
以外のアドレスより、再度お申し込み下さいますようお願いいたします。
posted by 宮西 希 at 17:50| Comment(0)
| 仕事
2018年10月13日
もう本当に、流行りのものには
ことごとく乗り遅れるタイプで。
だいたいからして私の学年は
当時流行りの「ワンレンボディコンのお姉様方」が
お立ち台で踊っている姿をテレビなどで見ながら
高校生時代を過ごし
もう少ししたら、そんな流行りにも乗れると思いきや
いざ私たちが大学生になった頃は
「ルーズソックスの高校生」が流行りで。
ことごとく、流行りからは外れている学年。
個人的にも、世の中の流れに非常に疎くて
いろんなアイテムも、毎回、随分経ってから手を出す。
Instagramも、アカウントは産休中に作ってはいたけれど
実際のお友達ばかりとつながっているくらいで
あまり真面目に写真をアップしていませんでした。
そろそろ、やってみようかなと
ようやくそんな気になったので…
Kotist 宮西 希Instagram
とりあえず、昔のものも含め
ステージの写真を発掘して載せてみようかな
と思っています。
それと、なんとなーくKotoちゃった動画を載せてみたら
すごい反響でびっくりした!ので
時間があれば、またKotoって載せてみますね!
posted by 宮西 希 at 16:12| Comment(0)
| 仕事