
震災時、宮城県山元町の中浜小学校は
校長先生の判断で生徒は屋上に上がり
足元まで津波は来たけど全員助かりました。
マニュアルでは「坂元中学への避難」となっていたけれど
20分かかるので、現場判断で屋上に避難したそうです。
校長先生は迎えにきた親も、帰さなかったそうです。
校舎前に昔の津波の碑があったことで
校長はこの判断をしたそうです。
現在は津波で、この碑も倒れています。

過去二回の津波の被害が書いてあり
高さ六尺・七尺、死んだ馬の数などの文字が読めます。
記録は残すべきですね、後世のために。
そして是非読んで頂きたいのが
中浜小学校の震災の記録。
その1その2ここの先生方、本当に素晴らしいです!
前もって、どれだけの訓練、準備、議論をしてきたのか。
「迎えに来た保護者も帰さない」には
保護者から異論も出たそうですが
その考えを貫いた先生方は、本当にすごいと思う。
しかも、このようにきちんと記録を残しています。
そして、次の写真の碑は新しく作られたもの。
ここで育った生徒たちへの想いが書いてあり
切ないですが、あたたかさを感じます。
子ども達を守り切った先生たちの
たくましく生きていけ!という想いが溢れていて
何度読んでもグッときます。