「KDP神奈川ドッグプロテクション」に伺いました。
ここでは、神奈川県内の保健所で
殺処分寸前のワンたちを救い出し、保護しています。
現在は、福島からのワンたちも、一緒に保護されています。
ここを運営されている菊池さんとは
ひょんなことから知り合い
犬を連れて行ってもOK!の彼のお店に
トコと一緒に、食事にも行ったこともあります。
でも、ワンたちが実際にいる場所
菊池さんのおっしゃる「お山」に伺ったのは初めて。
殺処分0を達成したところとして
熊本市が有名ですが
神奈川県もそれに近づいているそうです。
これは、菊池さんのような方の活動のおかげ!
でも、殺処分0は
保健所に連れて来られるワンが0になったわけではありません。
今でも、多いと数十頭が
保健所の織の中にいるんです。
それを殺さないために
様々な苦労をして、お外にだし「お山」にて保護している。
私は、極論だとは思うけど
保健所に連れて来る人の目の前で、連れて来た人の腕に抱かせたまま
実行するくらいじゃないと
持ち込んでくる人は、減らないんじゃないかと思う。
引っ越すから、旅行に行くから
犬が年を取ったから、犬が病気だから・・・
こんな理由で、簡単に手放すこと自体
信じられないことだけど
そう言うことが簡単にできる人は
自分で殺せないくせに
「他人に犬を殺させている」ことを
まったく、認識していない。
保健所に連れて行く=殺すことだと
実感させるべきだと思う。
そもそも、犬と一緒に暮らすには
資格を持たなければダメ、とか
犬税を取るべきだと思う。
犬は、お金がかかります。
トイレシートや餌代だけでなく
トコだって、病気をして以来
病院通い&投薬が続いています。
昨日だって、病院では35000円かかりました。
「幼稚園〜小学校の子ども育てるよりお金かかってますね!」
なんて、この間言われて笑っちゃったけど
これから飼う人には、それくらいの覚悟をしてほしい。
それから
ペットショップも否定はしないけれど
各地域に、保護されているワンたちが
たくさんいることも、思い出して欲しい。
怖い思いをした、寂しい思いをしたワンたちが
この世にはたくさんいるってこと、
犬を飼おうと思っている方々には
その仔たちを、ぜひ選択肢のひとつに加えて欲しい。
私も、トコを犬バカなくらい可愛がり
彼女の一生が終わる時
「世界一、幸せなワンだった!」って
思ってもらえることを目指している。
それと同時に
私にはトコ以外にそういうワンを保護することが
今はできないけれど
こういう活動を、何かの形で支援して行きたいと思っている。
(ちなみに、分離不安から始まったトコは
かなり難しく、他のワンとあまり仲良くできない。
今日も帰って来て何十頭の犬のニオイを激しくクンクンした後
うなって、拗ねて、私のことを睨んでいる。
いまだ不機嫌で、別の部屋にいる・・・)
「ここがなくなることが、1番いいこと、目指すこと」
菊池さんの言葉が、とても印象に残った。
ぜひ、こちらをご覧になってみてください

特定非営利活動法人KDP 神奈川ドッグプロテクション