2011年05月08日

<写真>復興食堂(大船渡)

(写真はクリックすると大きくご覧頂けます)

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本増寺から見下ろす大船渡の町

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レモンさんは、いつでも子ども達に

囲まれています。


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ラジオなどの物資の他にも

シュウさんは大切なものを、しっかり手渡しで

届けているって感じます。


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急遽、松本哲也さんの曲に飛び入ることになって

チューニング中。


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posted by 宮西 希 at 13:36| Comment(0) | 東日本大震災Music for You

<写真>大船渡〜南三陸町

一緒に行った入船さんの撮った写真が

とてもよく様子がわかるので、使わせて頂きます。

(写真はクリックすると大きくご覧頂けます)

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人は、1人も歩いていません。

目印になる建物もないし、地図を見ても

どこを走っているか分かりません。

ダンプカーはたくさん走っていました。


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きっと、野球場のあったところなんですが

形もなくなっています。

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伺った避難所(平成の森)の近くでは

仮設住宅の建設が始まっています。











posted by 宮西 希 at 13:31| Comment(0) | 東日本大震災Music for You

再び北上9・被災地に行く人


被災地に入ると、報道されていない話が

いっぱい、いっぱいあって

私の耳にも、いろんなことが入ってきています。


イイ話としては、マスコミなどに告知することは一切せずに

被災地に入っている芸能人も、たくさんいるってこと。

被災地の方々の気持ちが元気になるのだから

マスコミに取り上げて頂いて

こんな方々がこんなことしました〜

というのも、おおいにアリだとは思っています。


だけど、誰もが知っているようなバンドのメンバーが

ネットでエントリーして

ボランティアに入ってヘドロの掻き出しをしていたり

結構、まわりは気づかないみたいなんですが

1人の日本人として静かに、でもしっかり

行動している人たちが、もちろん芸能界に限らずですが

全国に大勢いるってこと。


このGWは、本当にたくさんの方々が

被災地に入ったようですよね!

みんな、み〜〜んな

自分の精一杯を発揮しているって思います。

被災地に行くと、特にそういう日本人の結束力を感じます。


でもね、被災地に行く人が偉いんじゃないんです。

これは、役割分担だと思っています。

だから、メッセージをいくつか頂いているけど

「何度も被災地に行ってすごい、自分は何もできない・・・」

みたいに言わないでください!

だって、あなたがやっていることは

私にはできないのよグッド(上向き矢印)

こういう時だからこそ、自分にできることを

それぞれ一生懸命やればいいんだとおもいます。

ね、役割分担!


ボランティアを外部から受け付けている自治体が

少ないのはなぜという声がありましたが

これにも、理由があります。

石巻などは、津波を受けてヒドイ状況ですが

まだ建物がたくさん残っている地域で

人の手で出来る事がたくさんあって

それを手伝って欲しいから、ボランティアを受け付けています。

でも、今受け付けていない所は

本当に、すべてが、破壊され

そして破壊された状態のまま残っていて

大量のがれきを取り除いて、更地にするしか手だてがない。

あまりに範囲が広すぎて、重機などを扱える専門の手が必要。

そしてそこに、まず、1本1本電柱を立てることから

始めることが必要。


でもその前に、遺体の捜索を、まだ1つ1つ続けているんです。



また、被災した方々の今欲しているものも

変わって来ています。

大船渡のリアスホールに、深夜私たちが着いた時

20代の2人の男性と話が出来ました。

とっても純朴そうな、まっすぐな感じのこの若者に

今、1番欲しいもの、して欲しいことって何?と聞くと

しばらく黙ったあと

「プライベートが、切実に欲しい」


実は、避難所の数というのが、減っているんです。

「おっ、いいことじゃん」と思ったら

それは違いました。

学校を始めることになったりして

大きな町の体育館などが

まとめて避難所になったというだけなんです。

つまり、人口密度は増えている避難所もある。


今、求められているのは、仮設住宅の早期の建設。

町営・市営・県営のアパートも

どんどん仮設住宅として使って行ったらいいのになぁと

思ってしまいます。


現場に行って、直接会って話してじゃないと

わからないこと、聞けない声があります。

もちろんマスコミの方々も

それを一生懸命、伝えてくれています。

でも、今回はあまりに範囲が広すぎて

あまりに被災者が多すぎて

見えないこと、知ることができないことが

多いような気がしています。


私にできることは、音楽を届けることだけど

それと同時に

そこで知り合った方々がどんなことを望んでいるのか

もし聞けたら、こうやって微力だけど

伝えて行くことも、大事だなって思っています。







posted by 宮西 希 at 01:48| Comment(0) | 東日本大震災Music for You

再び北上8・被災地に行くこと

今回、本当にひょんなことから

急に、ラジオDJの山本シュウさんと

ご一緒させて頂くことになりましたが

まず、行く道すがらびっくりしたのは

あれだけデコボコで、100km/h出すと本当に飛んじゃう

そんな状況だった東北自動車道が

ものすごくキレイに、スムーズに走れるくらい

直っていたこと。


本当に、日本って、日本人ってすごいです!

工事をしてくれた人たち、本当にありがとう!!


毎週被災地に行っているシュウさんも

今回のように6人ものメンバーで行くのは

初めてだったみたいですが

私も1人で行くのと、気持ちがずいぶん違いました。


もちろん、1人で行っても

釜石では待っててくれる友人がいたので

本当に全然、問題なく、大丈夫だったんです。

また、双葉町の方々のいる避難所も

とても近いので、本当に大丈夫なんです。


だけどずいぶん、ツイッターなども含め

心配をして下さる方のコメントが届いていました。

車の運転は大好きな私は、本当に強がりじゃなく

そういう意味で1人で行くのは全く問題がないんです。


でも、自分以外に人がいると

その分気持ちを分け合えるというか・・・


例えば何キロにも渡って更地になってしまって

ナビを見ていても、全然走れない地域

どこに何があったかなんて、分かるワケがない

渡ろうとした橋も、ない。

迂回に次ぐ迂回

その間、人を1人もみないような所を通るときは

急にみんな、口数が増えました。

黙ってその風景を見ているってことが出来ない・・・

何と言うか、今見ているものを肯定できなくて

本能的にすごくテンションを上げてしまうような

そんな感じがしました。


まぁ、シュウさんはいつでも、ひたすら

寝る0.5秒前までしゃべってる人なんですけど(笑)

(コレ↑、本当なの)


私がステージの前は、セットリストを作りたいので

運転をシュウさんがしてくれたんですけど

となりで、後部座席の路乃ちゃんに向かって

おもしろいことばっかり言ってるから

おかしすぎて、全然曲目が決まらない(笑)

被災地に行っていてこんな言い方は変だけど

みんなでいると、とても楽しかった。

ホント、偉い人から不謹慎って言われちゃいそうだけど・・・

でもね、きっと1人だったら

黙って自分の中に押し込めておいただろうなと思うものが

誰かと一緒だと、口から外に言葉にして出せる。

そうすると、ずいぶん気持ちが楽になるし

共感し合えることで、さらに気持ちが軽くなる。

これは、被災地に暮らしている方々にも

是非、実践してほしいと感じています。




前回、釜石に行った時には、友人の実家である

釜石市内の正福寺に大変お世話になったのですが

今回も1泊は、仙台市内にあるメンバーの古くからのお友達

磯目さんのお家にお世話になりました。

(フレッドくんというワンコがいて嬉しかった〜)

うーんと深夜、到着した私たちを

快く泊めて頂き、お風呂も入らせて頂いて

次の日の朝は、朝食まで用意して下さって・・・



被災地の中で、比較的被害が少なかった方々が

こうして、別の地域から伺う私たちのような人たちを

本当に気持ち良く迎えて下さっているんです。

そのような方々のおかげで、活動ができます。

そして、私たちの方が感謝でいっぱいなのに

心からのありがとうを伝えて下さるんです。


釜石の正福寺さんにしても、この仙台の磯目さんにしても

きっと、これからもまたお世話になってしまうと思います。

いつも私は、いろんなことを、1人で全部できる!

そう思ってがんばってきましたが

今回からは、甘えられるところは甘えさせて頂き

なるべく長く続けられる体制を

作っていかなければ・・・と、考え始めています。

このブログをごらん下さっている皆さんにも

今後、助けを求めることになるかもしれません。


今日も、東北で知り合ったミュージシャンとも話しましたが

(彼らもあちこちの避難所で歌って東京に戻ってきた)

音楽をして生きてきていた自分たちも

これほど音楽が、人に与えるパワーが大きいとは

震災前は、思っていませんでした。

現地でライブをして、音楽の力を痛感すればする程

これは、続けなければな・・・と

本当に心から思っています。

車にはガソリンが、体に食べ物が必要なように

心には娯楽が必要です。

音楽は心の栄養剤みたいなものです。


被災地へ何度も伺い音楽を届けていくことを

仕事としてではない状況で

どうやったら長く続けていけるか・・・


私だけでなく、多くの被災地に入っている人たちが

ここに来て考え始めています。









posted by 宮西 希 at 01:42| Comment(0) | 東日本大震災Music for You

2011年05月07日

再び北上7・相馬市中村第2小学校ライブ

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到着がずいぶん遅くなってしまって

演奏時間は30分もなかったのですが

楽器を広げたら、子ども達がわぁ〜っと集まって来ました。


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何聞きたい?

嵐〜!

エバンゲリオンぴかぴか(新しい)


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これらの写真、シュウさんのラジオ番組の

制作をしていた路乃ちゃんが撮ってくれています。

本当に目線が、さすが!!


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つぎつぎに子ども達がリクエストする中

大人たちも、遠くから拍手して喜んで下さいました。


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同じタイミングで「レモンさん」(シュウさんのキャラクター)も

元気な子ども達に囲まれて

キャーキャー言って盛り上がってます!


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毎朝のシュウさんが出演するFMラジオの番組を聴いている

リスナーさんも多く

シュウさん、大人気!!


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同じ場所で、それぞれ役割分担しあって

こういう連係プレイができるのって

私、すごく、アリだとおもいます!!


















posted by 宮西 希 at 01:25| Comment(0) | 東日本大震災Music for You