
昨日さいたま芸術劇場で行われた
「Dance Session 2010
〜イサク・アルベニス没後100年〜 スペインの風 」
(この写真はリハーサル時のものです)
いくつかの舞踊団体が出演した今回の公演。
私は、中村友美舞踊団の方々が踊る時の演奏での参加。
私の作品「appassionato」と
アルベニス作品を私がアレンジし
その音楽に合わせて
情熱的なダンスが繰り広げられました。
普段私たちが経験しているような
音楽だけのステージと違い
朝からサウンドチェック・照明チェック
午後から2度のリハ
そして夜の本番、と
綿密なチェックを経ての本番だったのですが
1つ1つの演目としてだけでなく
2時間が全体として
大きなひとつの作品になるよう演出されていて
お客様も楽しめたのではないかと思います(^^)
私はギターのしげちゃん(重実信之さん)と
一緒に伺ったのですが
しげちゃんとの演奏は、回数を重ねれば重ねるほど
本当にしっくりピッタリバッチリ・・・
どう言ったらいいのかなぁ、とにかく昨日は
今までで1番、彼とバッチリ!決まったぜ!!
って感じでした!
ダンスのステージでは
正直私の手元などの照明に関しては
結構かなり厳しい状態でした。
でも、演出上仕方のないこととは分かっているのと
それでも私のワガママ要求に
なんとかいい条件に近づけようと
演出家の方も気を使って下さっていたので
歯医者さんのような明りを手元に当てるのは遠慮し
「先週、コンタクトも新しいものにしたばっかりだから!」と
よく見える〜見えるぞ〜と暗示をかけ・・・(?)
今回踊った上田仁美さん・若野信子さん・ながしまさちこさんは
全国コンクールでも優勝なさったり
数々の賞を獲っている、すごいダンサーさんたち。
そしてその方々を育てた中村友美さんの
合わせて4人の踊りは、本番真っ最中
チラッと姿を見て目が合うかどうかの一瞬だけでも
ビビビッ!とものすごいパワーを感じる程!!
そのおかげでこっちも
その後からはダンスを見ているヒマもない
演奏になっちゃうんだけど
スイッチが入りまくり〜!な数分間になりました。
とにかく今回、私は、数年前に
「絶対この音欲しい!!」と
一目惚れならぬ、一聴き惚れをしたしげちゃんに
今まで以上に、絶対的な信頼感を抱けるようになって
本当に終わった瞬間、二人で
「すげーバッチリ!」「超ピッタリ!!」と
ガッツポーズが出ちゃうほど、最高の出来栄えで
あの時やっぱりしげちゃんに声かけて良かった〜
と確信したし
昔から、人を全面的に100%頼ってしまうことが苦手で
だからいつも、いろんなことをなるべく
「全部1人でやらなきゃ」と思っていたけど
何も考えずに人に委ねてみたり
お願いして全て甘えてしまうということでも
上手くいくことも、たくさんあるのかな・・・?
と思えるようになりました。
だって今回のステージ
なんだか今までより荷物が重くなかった。
これって技術とか
音楽センスとかのことじゃないんだよね、
私の、人への気持ちの預け方の問題みたい。
それが少しだけ、分かってきたような気分です。

寒空のもと、しかも夕方からは雪が降る中でしたが
会場はとっても熱いムードでした!

この劇場、とても近代的な建物でカッコイイですよね〜。

今回楽屋では
フラメンコギターの方もご一緒させて頂いたのですが
研究心旺盛なしげちゃんは
フラメンコの弾き方などを教えてもらいに行き
その方も本当に気さくに優しく教えていらしたのが
とっても印象的で、いい時間になりました。
いいですね〜同じギタリストでありながら
こういう関係!
お互いに相手の実力を認め合い
自分自身にも自信があるからこそ
結ぶことのできる関係だと思うし
すごく微笑ましい風景でした(^^)
また、男性ダンサーの方も同室だったのですが
隣の鏡台で私は
「なんてキレイな背中なんだろう〜〜〜!!!!」と
思わずチラ見やめられない状態(^^;)(笑)
やっぱり鍛え上げられた全身を使うダンサーの方って
男性の方であっても「キレイ!美しい!」という表現が
ピッタリなんです。
さて、ちょうど2/13ということで
私もチョコを持って行ったのですが
中村友美舞踊団の方でお手伝いにいらしていた方から
なんと私がいくつかチョコを頂いてしまいました!
私がもらうなんて、生まれて初めて〜〜!!
ありがと〜!!
そんなんで嬉しくって
「もらっちゃった〜!」なんて言ってたら
肝心なボスにチョコを渡すのを
すっかり忘れて帰ってきちゃったよ。
だめじゃん・・・!!!