例年に比べて、公開のコンサートステージが少なく
来年はもっともっと、皆さんに直接お会いできる場所を作り
直接音楽をお届けしたい・・・!と強く願っています。
その分、学校での公演などのステージも増えてきました。
音楽をやって行く上での、特に伝統楽器である箏を弾いている上での
いろいろな役目・役割、というものを
考えるようになった1年でもありました。
今年もいろんなところへ伺って、たくさんの方とお会いして
中でも印象に残ったのは、
今年は日本の代表的なお祭りを、2つも体感できたということ!
「京都の祇園祭」と「長崎くんち」!
実際に見てみるまで、その良さというものは分からなかった!
テレビなどで、「ふーん、今日やってるんだー」くらいにしか
今までは思っていなかったのに
本当に感動したし、体の細胞レベルで喜びを感じたってかんじ(^^)/
各地に伝わる伝統的なお祭り、これからも行く先々で見れたら
いいな〜と思っています。
曲も、ちょこちょこではあるけれど
どれもクオリティのあるものを作れたと思います。
年々、曲の質感が変わってきたというか
質量というものがよりぎっしりした曲も
増えて来ました。
それと、「余分な音を削ぎ落として、シンプルな音で勝負する」
という楽曲もできるようになって、これは
今まで、とにかく手をできるだけ動かして
たくさんの音を弾いていたほうが安心だった自分にとっては
ちょっと成長だったかもしれません。
よく言うところの「会話が途切れてシーンとなった時間も
安心して過ごせるようになった・・・」みたいな感覚です。
また、この先も、どんな状況であっても音が私に降って来る限りは
それを紡いでみなさんにお届けしてゆくのが
私の役割かなーと、強く思うようになりました。
これをコンサートなりCDなり、みなさんにお届けできる術を
どうにかして、もっと作らなければなりません。
これは来年の課題です。
あまりの世の中の様に、「お正月を迎えられない・・・」
とおっしゃる方々もいらっしゃるそうです。
それでも、もうすぐしたら、お正月はやってきます!
それを、どういうキモチで迎えるか、だと思いますよ!
確かに2009年は、思うように行かないことも
それなりに多い年だったとは思うけど
それでも音楽を続けていけている私は、幸せだなぁ〜と思います(^^)

どうぞみなさま、あたたかいお正月を迎えてくださいね!
今年も1年間、ありがとうございました!!