2009年06月28日

MJ

MICHAEL JACKSONが突然亡くなって

世界中のメディアで取り上げられている。

あまりにたくさんの曲が流れるものだから

私も急に弾いてみたくなって

彼の曲の中で1番好きなものを、さっき弾いてみた。

英語の名前(人名も曲名も)を覚えるのが大の苦手な私は

タイトルは調べないとすぐには分からなかったけど

同じようにタイトルは知らなくても、

すぐ弾けるくらい耳で知っている曲は、たくさんある。


これって本当にすごいこと!

それだけ世界中で、彼の曲は浸透しているってこと。


彼の音楽的な才能や、パフォーマーとしてのセンスや努力は

計り知れない、素晴らしいものだし

人々から賞賛されたり、羨ましがられたりされる程

大したものだったと思う。


同時に周りに人が多い分

翻弄されることも多かったとは思う。

だけど彼ほどの人であっても、ありのままの自分の

全てを認めてあげることができなかったのかな・・・。

昔のCDジャケットの写真のかわいらしい笑顔を見ると

このままでいいのに・・・と感じてしまう。

そんなに自分自身を、変えたかったのかな・・・と思ってしまう。


たくさんの人が関わる社会にいると

他人を認めることって、すごく難しいよね・・・。

でもそれ以上に、「そのままの自分」のことを

自分で受け入れて、愛して、認めてあげるということが

1番何よりも、難しいんだよね。。。


他人を「受け入れられない」と思えば

その人から離れればいいけれど

自分のことを認められず愛せない時は

どうすればいいんだろう?

姿かたちも含めて、自分の望むものに変えてゆくしかないのかな・・・。


私も「他人を受け入れること」もそうだけど

「そのままの自分を認めてあげること」の難しさには

すごく悩まされてきてるけれど、ある人から

「そのままでいいんだよ、ありのままでいいんだから」って

言ってもらえたときの安心感は、とても幸福なものでした。

そういう言葉が、自分で自分を認められる一歩になるんだなって

実感したことがある。


彼は本当にパフォーマンスはカッコイイし

音楽的にも良いフレーズが多いし、優しい声を持っている。

それで、それが形となって世の中にちゃんと残されている。


もし、自分を自分で認められない人がいたとしても

きっと、周りの人は例えばこう思ったりするでしょう?

その人の良い所とか特徴をちゃんと客観視して

「◯◯が、あるんだからいいじゃない!」って。

でも、本人にとっては

そうじゃないところのコトなんだよね、きっと。

MJほどに、大勢から認められている存在であっても

やっぱり「そのままの自分」を

無条件で愛せなかったってことなら・・・

そう思うとなんだか、亡くなったことだけでもさびしいのに

ちょっと、痛みを感じてしまう1日でした。


ちょうど数日前、「これ箏で弾いたら良さそう!」と

チェックして書き留めた曲は、Jackson5の曲でした。

やっぱりイイ、心の中に浸透する歌声・・・


音楽以外のゴシップでばかり話題になっていた時も

「でも、子どもを抱いている時の顔ってとっても優しいな」

って思ってた。

未来のために、子どもたちのためになど

世の中がこうあって欲しいというメッセージも

歌としてもいくつも残されている。

彼の存在は、いなくなってからも価値があると思う。







posted by 宮西 希 at 13:01| Comment(0) | 希の考察

G・黒いやつ〜〜!!!

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私の大っキライな、黒いヤツが出たんだよぉ〜〜〜〜(> <)

見たのは茶色だったけど〜〜〜(ToT)

要するに、いるってこと〜〜〜(>_<)

子どもの頃から今まで、遭遇することって

数える程しかなかったんだけど(それは運が良い方らしい)

今の所では、初めて見ちゃったもんだから

ここ数日は、戦闘態勢!!!



「戦闘態勢」なんて言いながら、実は

たまたま落ちていた、髪止め(茶色のゴム)に

「ビクッ!!」としたり

結構、いやかなり、ビビってる・・・のが本音。



大体、「◯キ◯リ」(←全部文字にするのもイヤ!!)なんて

何の存在している意味があるのか、甚だ疑問だ。

まず、名称からして悪すぎる。濁点が多すぎ。

だから余計、オドロオドロしいんだ。


なのであえてドイツ語で、カカラケって言ってみる。

こっちの方が、少しはマシじゃん?

と、少しだけ自分を励ましながら、戦う準備。




数年前、1人暮らしをしてから最初に出たときは

「◯キ◯リホイホイ」を仕掛けたまではよかったんだけど

いざとなったら、中に入ってるのを確認できなくって

やっとの思いで見たら、思いっきりかかってて

そしたらホイホイ自体を触ることも出来なくなっちゃって

「ヤダよ〜、ど〜しよ〜!!」とオイオイ泣きながら

ボス上野に電話した・・・



思えば私も、強くなったもんだなー

今回は、見つけた瞬間

右手にキンチョールを持って瞬時に追いかけ

トコに「来るな!来ちゃダメ!!」と命令しながら

噴射っ!噴射っ!噴射したままKEEP1分半!!


ちゃんとティッシュを10枚くらい&ビニール袋で取って

ムカついたから、トコのうんこと一緒に捨ててやった。



でも、もう2度とイヤだ!!

そこで、ネットでいろいろ対策を調べたワケです。



で、今日早速、侵入場所と思われる流し台下の

排水ホースと排水溝との隙間を、ビッチリと

アルミテープで塞ぎました。


今日は来客があったので、たまたまお話したら

風呂場の排水溝も侵入経路だって教えてもらったんだけど

家の風呂場の排水溝は、常に水が溜まっているタイプ。

水中を泳いでまでは、侵入しては来ないみたいなので

そちらはそのままに。


あと「網戸をしないで開け放した窓から

飛んで入ってきたのを見たことがある」

という話も聞いたので

もう、絶対、網戸はキッチリ窓の右側。

(左にすると隙間が出来る)



ネットでは、エアコンのお水を外に出すホースからも

侵入可能だと知ったので、草をかき分け室外機まで辿り着き

ホースの1番先にネットをかぶせた。


除湿剤も購入、流し台の下と、押し入れにも設置。


そして、同時にホウ酸団子を買って来た。

そんなもの初めて買ったんだけど、開けてみたら

結構、食べ物系のニオイなので、横でトコが鼻をクンクン。

「絶対、食べたらだめよ。毒入キケン、食べたら死ぬで!」

とか言いながら、あらゆる所に設置!



これでどーだっ!!

よしっ、夕飯作るぞっ!



意気揚々と、冷蔵庫をのぞき込んでいたら・・・

私の足に、こそばゆい感覚が・・・!!!





キャ〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!!!









死ぬ程ビックリしたのは、私だけではありませんでした。。。



スゴイ形相で、慌てふためいたトコさん。。。





床に寝ていたあなたの足が、無意識のうちにゆっくり伸びて

やわらかい毛が、フワッと、私の足に触ったんだよっっっっ!!!!



びっくりさせんなよっ、もうっ!!!


(あまりに怖い思いをした為、多少言葉使いが乱れております・・・)





posted by 宮西 希 at 01:59| Comment(0) | プライベート

2009年06月24日

春日部伝説「梅若」

遅くなったのでどーしようかなぁと思ったけど

やっぱり載せます、「梅若」!


モダンバレエのみで上演した今回の「梅若」も

とても評判も良かったようで安心しました。

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(写真はすべてリハーサル時のものです)

曲のスタートには、本当に初舞台くらいの小さなコたちも

メダカや風の精といった役で出演。

いつもの練習ではしない「お化粧」をして午前中のリハをした

幼稚園くらいの子どもから、質問された先生が

「えっ?!!つ・ぎ・が!!本番よ〜っ!!」と

答えている姿に、音楽チーム(私たち)大ウケ!


初舞台の子どもは

「本番」って何だか分かってないんですよね〜!

大きなステージの上で、いつもしないお化粧をして

(本当はリハーサルだけど)踊ったら

これが「本番」というものだと思ったみたい!!

超、かわいい〜〜!!



実は、本当の「本番」前にも、かわいいアクシデントが!

さあ!行きます!!という段階になって

半べそで「おしっこ〜〜〜」

オトナは大慌て!抱えるようにトイレへ走る!

舞台監督から「スミマセ〜ン!少し押しま〜す!」の声があり

そろそろ帰って来るかな〜と思う頃・・・

また1人、「おしっこ〜〜〜」(^^)

子どもには勝てませんっ!

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バレエではあるけれど、物語に合わせて

とても日本的な風景・衣裳で演じる場面もありました。

このくらいのコ達になると

踊りなんてサッパリ分からない私でも

それはそれは目を見張る動きをする子が出てきます。


私も子どもの頃からステージにいたので分かるのですが

生活の一部になっている子って、いるんです。

それが、それぞれ音楽だったり踊りだったり

ちゃんとバランス良く、みんな違うことに興味を持つって

人間っておもしろいなぁと思います。

人間ぐらいですものね、踊ったり歌ったりを楽しんで

それを他の人に見せる喜びを持っているのって。


ん・・・?もしかしてアシカも、イルカも

うれしいのかな?


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リハの時は、照明が入っていないので

ステージの雰囲気もガラッと違いますが・・・。

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これは子を失った母親の悲しみの心情を表現している

上級者の方々のシーンです。

ピタッと決まる動きは、見ていて圧巻です!


「梅若」伝説は、近年だと墨田区に持って行かれちゃってますが

粕壁(春日部)に古くから伝わる伝説です。

今回もとても評判が良かったようで、更に再演を!という

うれしいお話もチラホラ。。。


この作品は、私としてもとても楽しく作れた作品だし

(作曲はもちろん、大勢で演奏するまでの過程も)

何度でもチャレンジして、より煮詰めて

更に良い作品になっていってくれたらうれしいなーと

思っています。


posted by 宮西 希 at 23:54| Comment(0) | コンサート

2009年06月20日

明日は「梅若」

明日は去年私が作曲した春日部伝説「梅若」の再演です。

今回は中村バレエ団のみでの上演。

中村バレエ団は、全国での優勝者も次々に出すなど

日本でもとても有名なバレエ団で

私は10年以上前からお付き合いさせていただいているのですが

ベテラン陣の群舞なんて、もう、本当にカッコイイです!!


前回の公演の時も、取材にいらしていた新聞記者の方が

「学生時代から中村バレエ団は憧れて見ていた」

とおっしゃっていました。

こんな凄いバレエ団が、春日部にあるなんて

すごくラッキーだし

ご一緒させて頂けるのも、本当に恵まれていると思います。

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写真はかわいらしいバレリーナ達ですが

場面ごとに出演者も次々変わり

ベテラン陣まで大勢が1つのステージを作りあげます。

前回よりもまた一段と、表現が深みを増した感じです。

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舞台袖で出番を待つ小さなバレリーナ達。

こういうシーンはステージからしか見えないけど

本当にかわいいです。

今日はリハだけど

本番の日は緊張感とワクワク高揚感とが

体いっぱいに溢れています。



私の作品でもある「梅若」

演奏も7人でバッチリそろっています!

お手伝いのスタッフ含め、音楽担当の私たちは

とってもいい雰囲気で準備は万端!

また、前回の総合リハからきちんと立ち会って下さっているので

音響の方もバッチリです!!

それに、舞台装置もとても豪華で

大道具小道具がしっかりしているし

特に後ろの風景画がとってもイイ感じ〜!

明日は照明さんも入るので

一層豪華なステージになることでしょう。


「中村友美・上田仁美モダンバレエ」は

春日部文化会館大ホールにて

明日13時〜、梅若は三部で上演です!




posted by 宮西 希 at 22:28| Comment(0) | コンサート

2009年06月14日

「歌種」出演

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ハセガワ ミヤコちゃんのライブ

「歌種その64」の「うふふゲスト」として出演!

出演者一同!

左より、、、

私・ハセガワミヤコちゃん入倉リョウくん!

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(この写真はリハの時のものです)

先週リハをやった時から確信していたんだけど

この日は、ホント、最高〜に歌と箏のテイストがマッチして

キモチ良く、ステージにいる時間ずーっと、うれしかった!


本来はうふふゲストは数曲なんですが

私の「もっとやりたいっ!!」にミヤコちゃんが

2部全部の出演を決めてくれました。ありがとう!


どの曲も、箏の表現をそれぞれ変えたアレンジが出来て

自分でも今回のアレンジ作業はとってもおもしろかったし

弾いていて、箏の存在感や存在意義もあったし

本当に楽しく、うれしかった!

この箏の存在感や存在意義って

私にとってはすっごく大事で

やはりちゃんと「箏でやったからこそ」の意味がなければ

どんな音楽にも入って価値がないと思っているんです。


ミヤコちゃんの曲は、とにかく楽曲力がしっかりあります。

それで、リョウくんも言っていたけど

どこか日本的な感じがする。

ちゃんとフレーズの中に

日本音階のテイスト・フレーズが入っている。


ちゃんと日本音階やフレーズを使っているアーティストは

Big Artistだと松任谷由実さんの楽曲もそうなんですが

「日本人としてのPOPS」というアイデンティティー(=身分証明)

みたいなものだなぁと、感じます。


今まで、数々の楽曲を箏で弾いてきて思うのですが

今のJ-POPにはそれがあまり多くなくなってきているんです。

特にメジャー(長調=明るい感じの曲)だと

どうしても西洋の音楽(フレーズ)を

そのまま日本語で歌うものが増えている感じがしちゃう。


それもそれで良いんだけど

日本人なのに日本の音楽を知らないで

西洋の音楽をやっているのって、ちょっとさびしい。

やっぱり日本ならではの特徴って、あったらいいのにって

いつも思っているんです。


そんな中で、今回のハセガワミヤコちゃんの楽曲に

箏で参加させて頂いたというのは、とってもとっても

有意義で意味のあることでした!

歌声はちゃんと大人なのにキュートでかわいらしいし

是非、私の音楽を聴いてくれているみんなに聴かせたい!

今度は、私のステージにミヤコちゃんに歌いに来てもらいたいです!




ライブの中では私の曲も3曲やらせて頂いたのですが

ソロ曲ではなく

「都路」「Sunset」を彼女がピアノを弾いて参加してくれました。

もちろん、パーカッションは入倉リョウくんです!


ミヤコちゃんは、ホンットにピアノが上手い!!

センスが良い!というのかな、音使いがとっても私が好きな音。

あと、私が1度だけ歌ってお蔵入り(?!)になっている

「午後の水たまり」を彼女に歌ってもらいました。

これも、やっぱりプロに歌ってもらうと、イイですね〜!!



このステージになるまでに、たくさんの人とのつながりがありました。

今日聴きに来てくれていた、ベーシストはまちゃん(浜崎賢太)

いつも、私のライブでサポートをして下さっているミュージシャンですが

彼が誘ってくれて聴きにいったライブで

ドラムを叩いていたのが、入倉リョウくんでした。

ちょうどパーカッションをず〜っと

いい人いないかなぁって探していた私は

そこでリョウくんとつながって

私の曲のサポートをしてもらえるようになりました。

そして、リョウくんからミヤコちゃんにつながったワケです。

楽屋でも「はまちゃんに感謝だねー!」なんて話していました(^^)/


本当に空気の良い、キモチの良い人達が

次から次へとつながっていって

その中で奏でる音楽は

「この人と一緒にやりたいっ!!」

という気持ちが溢れているから

その場・そのとき・形だけみたいに作られたようなものとは

本当に本当に、大きく違って

ステージ上で、同じ透明の球体の中に入っているような感じです。


それに今回私は、初めて他のアーティストの方のステージを

楽屋から送り出す気持ちとか

その前の日から

「明日はミヤコちゃんのライブだぞ!よ〜し!」

って思う気持ちを初めて知りました。

私のステージの時にも

周りで支えてくれているミュージシャンたちは

こういう気持ちなんだなぁ・・・って、ふと思って

なんだかいつも一緒にやってくれているみんなに

ありがと・・・って思いました。



お客様の中には、ラジオで私のことを知っていて下さったらしく

ライブ後に「1度生で聴きたかったんです!」と、

わざわざ声をかけて下さった方もいらして、うれしかったです。

1度と言わず、何度も聴きにきてね!

それにいつも聴きに来て下さる方々も、本当にどうもありがとう!

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シンガーソングライターの千宝美ちゃんが

聴きに来てくれていました!

久々の再会っ!

ミヤコちゃんと千宝美ちゃんは

私よりもずっと前〜から仲良し!


ハセガワミヤコちゃん、入倉リョウくん

ホントに呼んでくれてどうもありがとう!

また一緒にやろーね!


posted by 宮西 希 at 22:22| Comment(0) | コンサート