…免疫介在性溶血性貧血(5)のつづき
検査後、すぐに治療をスタートすることに決まったトコ。
まずはレントゲンを撮ることになりました。
これはもちろん、私は入れません。
一瞬大丈夫か心配になったのですが
なんとトコは、高尾先生にリードを持たれると
私を振り返り振り返りしていましたが、
私が「いってらっしゃ〜い!」とわざと明るく手を振ると
トコトコとおとなしくついて歩いて行きました。
その後、トコは静脈に針を刺すことになりました。
「じゃあ待合い室でお待ち下さい」と言われたけど
それじゃトコは、絶対にパニックを起こすと思ったので
どうしようかなぁ・・・と一瞬ためらうと
スタッフの方は、私がそういうシーンを見たくないだろうと
気遣って下さっていたようでした。
即座に、私に対して「大丈夫ですか?」と聞かれたので
「私は大丈夫です」と答えました。
結構、自分の注射でも針が入るのをじっと見ちゃうタイプなので
本当に大丈夫なんです。
そこに点滴です。
大きなケージの前に連れて行き「ハウス」と言うと
トコは自分からケージに入りました。
私のための椅子が、ケージのすぐ目の前に置かれます。
だけど、扉を閉めたとたん急に不安になってきたのか
キューンキューンと泣きながら、ウロウロ・・・
そしたら看護士さんは「あっ、いいよいいよ、出ておいで!」
マットと毛布を床に敷いてくれて、
私と一緒に座らせてくれました。
本当にこの病院は、動物にストレスが極力かからないよう
動物を1番に考えて、すべてのことをしてくれます。
それから、飼い主へのケアをひとときも忘れないんです…。
ここを選んで来てよかったなぁ〜と、
このときも本当に思いました。
病院は、本来午前3時までの病院なのですが、
たった1組だけ残った患者(トコと私)を
高尾先生と山中先生が、朝まで(かかりつけの病院が開くまで)
ずーっと病院に残って下さって、ケアをしてくれました。
他にも女性の方が、奥に5時まで残っていました。
トコのケアはもちろんなんですが、
私へのケアまでして下さったことに、本当に感謝しています。
まず、トコの検査結果を、実際に見せてくれて
紙にこの病気のことを絵を書きながら、
たくさん説明してくれました。
だいたい、この免疫介在性溶血性貧血なんて言葉すら
介在性とか溶血とか、1語ずつ区切ったってワカンナイ。
そんな私に、「何度でも分かるまで説明しますから、
どこが分からないか聞いてくださいね!」と
本当に親切に丁寧に、一生懸命教えて下さいました。
欲しいと言ったら、その説明の絵を書いて下さった紙を
コピーしてきてくれました。
でも、この時いろんな数値を教えて頂いたのですが
それが高い方が良いのか、低い方が良いのか
それすらもよく分からないまま説明を聞いていました。
その説明の間、トコには山中先生がついていてくれました。
トコは首を伸ばして私を見たままでしたが、
その時間に山中先生は、しっかりトコの心をつかんだようで
初対面の、しかも男性の方なんて、普段なら吠えまくるのに
(しかも後ろに1歩ずつ下がりながら←ビビってる)
指示にも従って伏せとか出来てました。
その後、何度も山中先生が点滴の中に注射を入れに来て下さって
そのたびにトコは、すっかり安心しきってサレルガママでした。
うちに「テツ」がやって来た日
臆病なトコは近づけません
(元気な時の写真です)
無理矢理トコに近づけてみたんですが...
トコったら明らかに、引いてますね(^^;)
(元気な時の写真です)
免疫介在性溶血性貧血(7)へ
2008年04月28日
免疫介在性溶血性貧血(6)
posted by 宮西 希 at 18:59| Comment(0)
| ペット・免疫介在性溶血性貧血
なんとかなるもんだ!
イヤイヤイヤ〜、どうしよーーっと思っていた事が
1つ1つ片付いてゆく〜!ちょっと爽快!
やらなきゃいけないことがたくさーんあって
どうこからどう手をつけようか考える時間も頭がこんがらがるばかり。
順番に1つずづ片付けてゆければいければまだいいけど
社会人としてはある程度、同時進行しなきゃいけない。
それでも、1つをちょっとずつでも進めて行けば
なんとかなるもんだっ!!
ホントは4月はこんなはずじゃなかったんだけど〜・・・
5月はほとんど東京にいないから、4月中にあらゆることを整理して
順番に片付けるつもりでいました。
そこへ予想外の一大事(←トコ)
朝一番と夕方一番最後の1日2回、病院へ連れて行く必要があって
「必要がある」なんてものじゃ〜ない!絶対、MUSTなんです。
トコにとって1日2回の注射が命綱。1回でも外せない。
ステロイドという強い薬なので絶対に急にやめたりできないし
時間も管理しないとならない。
私は普段、完全な夜型人間というか真夜中人間なので、
夜中の2時に薬を飲ませるのは何も問題がないんだけど、
そういう人が朝一番にも絶対に起きなきゃいけないのは何とかなっても
やらなきゃいけないことも、いつもより多いので
それを途中でストップして病院行ったりというのが
計画性のある方だと思う私でも、かなり手こずりました。
でも、なんとかなるもんだっ!!
今日は、アレンジ仕事をある程度なんとかやっつけた!
5月のコンサートの準備もなんとか進められてるし
新曲のデモ録音も、あとは郵送するのみ!
私の所に来てくれている生徒さんたちの演奏会も
あと本番の日を迎えるのみ!
ちょっとしわ寄せが来てるのが、個人練習と「梅若」作曲のVer3。
これは5月に入っちゃうけどGW中になんとかするので
関係者のみなさま、しばしお待ちを!
トコは現在、注射は飲み薬に変わって、注射の負担は少し減ったけど
薬の副作用でおなかがパンパン、足はむくんでしまい
体中の筋肉が一気に落ちてしまい、歩いていても転ぶ程。
トイレも上手に出来なくなってしまって
その分私のやることも増えちゃったけど
1番大変な思いをしているのはトコ本人だし
できることは何でもしてあげたい。
注射が内服薬に変わっても、急変が怖い病気であるのと
ステロイドという非常に強い薬を使っているので、
先生には1日2回診て頂いた方が良いというので
がんばって時間を作って、通っています。
「いざというときは代わりに行くから声かけて!」と言ってくれる
犬仲間もいてくれて、本当に心強いし有難いです。
ペットであっても命がかかっている病気だと
こんなに、体も心も大変なんだもん、
病気の子どもを抱えているお母さんは、どれほど大変か
今回少し想像することができました。
子どもに限らず、家族に大変な思いをしている人がいたり
病気というワケじゃないけど、介護の必要な人がお家にいたり
そんな日々を過ごしている人達の気持ちが、ほんの少〜しだけ
想像じゃなく、分かったような気がします。
なんでもない時にでも、パン屋さんでレジに順番待ちで並んでいる時でも
いろんな想いが涙になって出てきちゃう…
そんな思いを長いことしているのに、強く明るく生きている人って
世の中にたくさんいるんだなぁって感じました。
イヤなこととか辛いこととか理不尽なこととか
そんな中にも、もらえるものって必ずあるね。
ただヒドイことが起きたっていうだけじゃなくて
ぜーんぶ何か意味があるって思える。
さあ!明日起きたら、また続きをガンバル!
ちょっとずつでも進めていれば、なんとかなるっ!!
1つ1つ片付いてゆく〜!ちょっと爽快!
やらなきゃいけないことがたくさーんあって
どうこからどう手をつけようか考える時間も頭がこんがらがるばかり。
順番に1つずづ片付けてゆければいければまだいいけど
社会人としてはある程度、同時進行しなきゃいけない。
それでも、1つをちょっとずつでも進めて行けば
なんとかなるもんだっ!!
ホントは4月はこんなはずじゃなかったんだけど〜・・・
5月はほとんど東京にいないから、4月中にあらゆることを整理して
順番に片付けるつもりでいました。
そこへ予想外の一大事(←トコ)
朝一番と夕方一番最後の1日2回、病院へ連れて行く必要があって
「必要がある」なんてものじゃ〜ない!絶対、MUSTなんです。
トコにとって1日2回の注射が命綱。1回でも外せない。
ステロイドという強い薬なので絶対に急にやめたりできないし
時間も管理しないとならない。
私は普段、完全な夜型人間というか真夜中人間なので、
夜中の2時に薬を飲ませるのは何も問題がないんだけど、
そういう人が朝一番にも絶対に起きなきゃいけないのは何とかなっても
やらなきゃいけないことも、いつもより多いので
それを途中でストップして病院行ったりというのが
計画性のある方だと思う私でも、かなり手こずりました。
でも、なんとかなるもんだっ!!
今日は、アレンジ仕事をある程度なんとかやっつけた!
5月のコンサートの準備もなんとか進められてるし
新曲のデモ録音も、あとは郵送するのみ!
私の所に来てくれている生徒さんたちの演奏会も
あと本番の日を迎えるのみ!
ちょっとしわ寄せが来てるのが、個人練習と「梅若」作曲のVer3。
これは5月に入っちゃうけどGW中になんとかするので
関係者のみなさま、しばしお待ちを!
トコは現在、注射は飲み薬に変わって、注射の負担は少し減ったけど
薬の副作用でおなかがパンパン、足はむくんでしまい
体中の筋肉が一気に落ちてしまい、歩いていても転ぶ程。
トイレも上手に出来なくなってしまって
その分私のやることも増えちゃったけど
1番大変な思いをしているのはトコ本人だし
できることは何でもしてあげたい。
注射が内服薬に変わっても、急変が怖い病気であるのと
ステロイドという非常に強い薬を使っているので、
先生には1日2回診て頂いた方が良いというので
がんばって時間を作って、通っています。
「いざというときは代わりに行くから声かけて!」と言ってくれる
犬仲間もいてくれて、本当に心強いし有難いです。
ペットであっても命がかかっている病気だと
こんなに、体も心も大変なんだもん、
病気の子どもを抱えているお母さんは、どれほど大変か
今回少し想像することができました。
子どもに限らず、家族に大変な思いをしている人がいたり
病気というワケじゃないけど、介護の必要な人がお家にいたり
そんな日々を過ごしている人達の気持ちが、ほんの少〜しだけ
想像じゃなく、分かったような気がします。
なんでもない時にでも、パン屋さんでレジに順番待ちで並んでいる時でも
いろんな想いが涙になって出てきちゃう…
そんな思いを長いことしているのに、強く明るく生きている人って
世の中にたくさんいるんだなぁって感じました。
イヤなこととか辛いこととか理不尽なこととか
そんな中にも、もらえるものって必ずあるね。
ただヒドイことが起きたっていうだけじゃなくて
ぜーんぶ何か意味があるって思える。
さあ!明日起きたら、また続きをガンバル!
ちょっとずつでも進めていれば、なんとかなるっ!!
posted by 宮西 希 at 04:05| Comment(0)
| 仕事
2008年04月26日
5月の「ちょっとひとりKOTO」 〜LIVEツアー2008 春「Spring Yellow」〜
今回のツアーは、福岡・長崎・京都・東京の4カ所。
通常ツアーというものは、同じプログラムで回ることが多く
私も観客として見に行く時は、緊張感があって気合いの入っている1日目か
煮込んだ挙げ句の、しかも思い入れのこもる最終日か
どちらかを選んで見にいくことが多いです。
でも、今度まわる4カ所は、1カ所1カ所、プログラムが違います!
演奏形態(一緒にやる楽器)が、4カ所ともそれぞれ違うからです(^^)
なので、どの回も気合いが入りまくりになると思います!
たとえ全部ご覧頂いても、飽きることナシっす。
チケットはただ今、発売中でございますっ!!
どうぞお友達とワイワイ、親子でのんびり、ご夫婦でまったり、
お一人でゆっくり、カップルでほっこり・・・
会いに&聴きにいらして下さいねー!!
只今準備中!!
宮西 希「ちょっとひとりKOTO」
〜LIVEツアー2008 春「Spring Yellow」〜
5月23日(金) 福岡 博多百年蔵
(福岡市博多区堅柏1-30-1)
開場 18:30 / 開演 19:00
前売 3,000 / 当日 3,500
5月26日(月)長崎 旧香港上海銀行長崎支店記念館
(長崎県長崎市松が枝町4-27)
開場 18:30 / 開演 19:00
前売 3,000 / 当日 3,500
<ゲスト> 山口 修(ギター)
5月27日(火) 京都 LIVE HOUSE都雅都雅
(京都市下京区寺町通四条下ル カメラのナニワB1F)
開場 18:30 / 開演 19:30
前売 3,000 / 当日 3,500 (ドリンク代別)
5月28日(水)東京 daikanyama 晴れたら空に豆まいて
(渋谷区代官山町20-20モンシェリー代官山B2)
開場 18:30 / 開演 19:30
前売 3,000 / 当日 3,500 (ドリンク代別)
チケットなどの詳細情報
宮西 希 オフィシャルサイト
posted by 宮西 希 at 17:55| Comment(0)
| コンサート
2008年04月24日
免疫介在性溶血性貧血(5)埼玉南部夜間救急動物病院
…免疫介在性溶血性貧血(4)のつづき
待合い室で検査結果をしばらく待っている間
トコは早く帰りたそうでした。
何度も入り口の方へ向かって歩き出しそうな仕草をして
「まだよ」と座ったままの私を見上げて
「フン・・・」と鼻でため息をつきます。
しばらくすると、トコの検査結果かな?というデータを
高尾先生が見ていました。
すると、呼ばれたと思われるもう少しベテランな感じの先生も
奥の部屋から出て来て、全部で4人の先生がデータを見ながら
なにやら話をしていました。
その中の1人の先生が、チラッと私たちの方を見たので
それがトコのデータなんだと、その時確信しました。
こんな真夜中に、先生が4人もいるなんて、なんてすごい病院!
本当に頼もしいと感じたし、こういう動物の医療システムが
日本にもあるということが、とても素晴らしいと心底思いました。
4人の先生で協議しているということは
何かあるのかもしれない...とも思いました。
その後、告知をされたのです。
何か大変なことが起こっている・・・というのは分かりました。
でも、何がどうなってどう大変なのか、すぐには理解できません。
「まだ最終結果は出ていないけれど、おそらく赤血球が破壊されている。
まだ、全部の検査は終わっていないけれど」
高尾先生は、細かく区切りながら話をしてくれました。
私の不安を最小限に抑えようとしてくれているのがよく分かりました。
だけど、「赤血球が破壊」って・・・!
分からないし想像もできないんだけど、
その言葉だけでもすっごく怖いと感じました。
「すぐに治療を始めることを勧めます」と言われました。それと同時に
「でも、ここは夜間救急病院ということもあって
ものすごいお金がかかることなので
判断は飼い主さんに任せることにはなります」と…。
「今、どれだけかかるか、すぐ計算しますね」
看護士さんに、コレとコレと・・とお願いしていました。
前に、邦楽のセンパイが都内の救急病院に猫を連れて行って
数万円かかった話を聞いていたので、そのくらいの覚悟をしていました。
それから私の父が、父の口座から引き落とされるカードを
私が初めて1人で海外に行く時に、私名義で作ってくれてあり
「今からトコを救急病院に連れて行く」と
夜中なのに起こしちゃって言ったときに
母が、あのカードを使いなさいと言ってくれていました。
20歳の時に作ってくれたそのカード。
極寒、1月のスウェーデンに行った時
「現地の寒さに耐えられるコートは現地で買うのが1番だ」と
向こうで買う約束をして使ったのが1回目。
父から頼まれた買い物を支払ったのが2回目。
それしか使ってませんでした。
使おうと思えばいくらでも使えたんだけど
使うだけ使い込んで取り上げられちゃわなくてよかった〜、と思いました。
実際、その直後に出て来た見積額は、私の予想以上、
私のいた都内のマンションの約1ヶ月分の家賃でした。
高尾先生は、少し遠慮気味にそれを私に見せて
「どうしますか・・・?でもこの症状は、
僕は本当にすぐにでも治療を始めた方がいいと思います。
僕の犬だったら、絶対やります」とおっしゃいました。
きっと父は「ん〜なもんっ!!気にするな!すぐやりなさいっ!!」って
言うだろうなぁと、ふと声が聞こえたような気がしました。
私ももちろん、自分でも躊躇なく出すつもりだったので
すぐに治療開始するようにお願いしました。
トコは欲しいものがあると、こうやっておわんを持ってきます
(元気な時の写真です)
なかなかあげないとこうなります。「まちくたびれちゃった〜」
(元気な時の写真です)
免疫介在性溶血性貧血(6)へ
待合い室で検査結果をしばらく待っている間
トコは早く帰りたそうでした。
何度も入り口の方へ向かって歩き出しそうな仕草をして
「まだよ」と座ったままの私を見上げて
「フン・・・」と鼻でため息をつきます。
しばらくすると、トコの検査結果かな?というデータを
高尾先生が見ていました。
すると、呼ばれたと思われるもう少しベテランな感じの先生も
奥の部屋から出て来て、全部で4人の先生がデータを見ながら
なにやら話をしていました。
その中の1人の先生が、チラッと私たちの方を見たので
それがトコのデータなんだと、その時確信しました。
こんな真夜中に、先生が4人もいるなんて、なんてすごい病院!
本当に頼もしいと感じたし、こういう動物の医療システムが
日本にもあるということが、とても素晴らしいと心底思いました。
4人の先生で協議しているということは
何かあるのかもしれない...とも思いました。
その後、告知をされたのです。
何か大変なことが起こっている・・・というのは分かりました。
でも、何がどうなってどう大変なのか、すぐには理解できません。
「まだ最終結果は出ていないけれど、おそらく赤血球が破壊されている。
まだ、全部の検査は終わっていないけれど」
高尾先生は、細かく区切りながら話をしてくれました。
私の不安を最小限に抑えようとしてくれているのがよく分かりました。
だけど、「赤血球が破壊」って・・・!
分からないし想像もできないんだけど、
その言葉だけでもすっごく怖いと感じました。
「すぐに治療を始めることを勧めます」と言われました。それと同時に
「でも、ここは夜間救急病院ということもあって
ものすごいお金がかかることなので
判断は飼い主さんに任せることにはなります」と…。
「今、どれだけかかるか、すぐ計算しますね」
看護士さんに、コレとコレと・・とお願いしていました。
前に、邦楽のセンパイが都内の救急病院に猫を連れて行って
数万円かかった話を聞いていたので、そのくらいの覚悟をしていました。
それから私の父が、父の口座から引き落とされるカードを
私が初めて1人で海外に行く時に、私名義で作ってくれてあり
「今からトコを救急病院に連れて行く」と
夜中なのに起こしちゃって言ったときに
母が、あのカードを使いなさいと言ってくれていました。
20歳の時に作ってくれたそのカード。
極寒、1月のスウェーデンに行った時
「現地の寒さに耐えられるコートは現地で買うのが1番だ」と
向こうで買う約束をして使ったのが1回目。
父から頼まれた買い物を支払ったのが2回目。
それしか使ってませんでした。
使おうと思えばいくらでも使えたんだけど
使うだけ使い込んで取り上げられちゃわなくてよかった〜、と思いました。
実際、その直後に出て来た見積額は、私の予想以上、
私のいた都内のマンションの約1ヶ月分の家賃でした。
高尾先生は、少し遠慮気味にそれを私に見せて
「どうしますか・・・?でもこの症状は、
僕は本当にすぐにでも治療を始めた方がいいと思います。
僕の犬だったら、絶対やります」とおっしゃいました。
きっと父は「ん〜なもんっ!!気にするな!すぐやりなさいっ!!」って
言うだろうなぁと、ふと声が聞こえたような気がしました。
私ももちろん、自分でも躊躇なく出すつもりだったので
すぐに治療開始するようにお願いしました。
トコは欲しいものがあると、こうやっておわんを持ってきます
(元気な時の写真です)
なかなかあげないとこうなります。「まちくたびれちゃった〜」
(元気な時の写真です)
免疫介在性溶血性貧血(6)へ
posted by 宮西 希 at 14:32| Comment(0)
| ペット・免疫介在性溶血性貧血
免疫介在性溶血性貧血(4)埼玉南部夜間救急動物病院
…免疫介在性溶血性貧血(3)のつづき
初めて行った、夜間救急病院。
狂犬病予防注射のあと、具合が悪くなってから4日目だったので
かかりつけの獣医さんから頂いていた薬と
1時間前にしたばかりの赤いおしっこを持って行っていました。
普段から、散歩でもドライブでも
出かける前にトイレをする事になっているトコは
病院に出かける準備をしている私を見て
自分でまたちゃんとおしっこをしたのですが
最初にした方を、持って行きました。
受付での問診時、事前に電話をした時に話した内容が
もうすでに別の紙に、整理されてしっかり書かれていました。
本当に来るかどうか分からないのに、きちんと用意してあって
来た電話に真摯に対応してくれていた様子が伺えました。
私は病院用の駐車場を間違えて
マンションの住民用の所に車を停めてしまったのですが
その対応もとても優しくて丁寧で
「あ、ココ、とてもいい雰囲気の人達だな」と
まだ診察前から、なんとなく信頼感を持ちました。
10分程して診察。まずは聴診器、ボディーチェック。
初めての場所で不安でいっぱいのトコ。
他の患者(犬・猫)の治療もしながらなのでしょう、
鼻の頭と額に少し汗をかいた若い男の先生が
トコにゆっくり話しかけながら、手はテキパキ動かします。
この方が、高尾先生でした。
私にもいくつか質問がありました。
そして持って行った真っ赤っかなおしっこシートを
躊躇なく直に触って、何か確かめていたみたいです。
子どもの頃、散歩に出るのさえ怖がって、すぐ家に帰っちゃう、
猫を見ても逃げ出した程、臆病で気の弱い犬です。
最初の診察は一緒にいられても
ひょっとして検査とかで他の部屋に連れて行かれたら
きっと大騒ぎをするだろうと思っていたら、
全部このガラス張りの部屋でやるらしく、
病院スタッフの方々は「一緒に横にいてあげて下さい」
と言ってくれました。
そのあとすぐに尿を採るということで、
常に姿が見えるように、トコの頭側に立つように言われ
30Kg以上もある大きな体をおさえるため
スタッフが3人も来てくれました。
私がおすわりの指示を出すと、トコはちゃんとすぐに座って
スタッフの方々がそのまま「伏せ〜、はいゴロ〜ン!」と
上手に横にして、しっかり押さえてくれました。
その中に山中先生もいました。
その時、トコを一緒に押さえてくれていた
ピンクの白衣(?)を着ている看護士さんの腕は
いくつか傷痕がありました。
仕事とは言え、とっても真っ白できれいな腕なのに・・・
「大変ですね、かわいそうに・・・」とそっと触ると
明るく「山中先生はもっとすごいですよ〜!」と笑いました。
本当にみんな、動物が愛しくてしょうがない、
彼らのためなら・・・といった方達でした。
トコは、私の胸の中に顔を突っ込んで
体を硬くして緊張していますが、でもすごくおとなしい。
それは、ここまでの短い時間のいくつかの出来事で
私がこの病院の先生達を「すごく信頼できる」
と感じていたからだと思います。
その後、血液採ったり、それらをなんだかスゴイ機械で検査して
すごい設備だなぁ〜と本当に関心しました。
その場で全てができるようになっている、本当に最新医療です。
こんないい病院、本当にチェックしておいて正解だったなぁ〜
と思いました。
トコったら!!そんなになってもこの椅子で寝たいの?
(元気な時の写真です)
免疫介在性溶血性貧血(5)へ
初めて行った、夜間救急病院。
狂犬病予防注射のあと、具合が悪くなってから4日目だったので
かかりつけの獣医さんから頂いていた薬と
1時間前にしたばかりの赤いおしっこを持って行っていました。
普段から、散歩でもドライブでも
出かける前にトイレをする事になっているトコは
病院に出かける準備をしている私を見て
自分でまたちゃんとおしっこをしたのですが
最初にした方を、持って行きました。
受付での問診時、事前に電話をした時に話した内容が
もうすでに別の紙に、整理されてしっかり書かれていました。
本当に来るかどうか分からないのに、きちんと用意してあって
来た電話に真摯に対応してくれていた様子が伺えました。
私は病院用の駐車場を間違えて
マンションの住民用の所に車を停めてしまったのですが
その対応もとても優しくて丁寧で
「あ、ココ、とてもいい雰囲気の人達だな」と
まだ診察前から、なんとなく信頼感を持ちました。
10分程して診察。まずは聴診器、ボディーチェック。
初めての場所で不安でいっぱいのトコ。
他の患者(犬・猫)の治療もしながらなのでしょう、
鼻の頭と額に少し汗をかいた若い男の先生が
トコにゆっくり話しかけながら、手はテキパキ動かします。
この方が、高尾先生でした。
私にもいくつか質問がありました。
そして持って行った真っ赤っかなおしっこシートを
躊躇なく直に触って、何か確かめていたみたいです。
子どもの頃、散歩に出るのさえ怖がって、すぐ家に帰っちゃう、
猫を見ても逃げ出した程、臆病で気の弱い犬です。
最初の診察は一緒にいられても
ひょっとして検査とかで他の部屋に連れて行かれたら
きっと大騒ぎをするだろうと思っていたら、
全部このガラス張りの部屋でやるらしく、
病院スタッフの方々は「一緒に横にいてあげて下さい」
と言ってくれました。
そのあとすぐに尿を採るということで、
常に姿が見えるように、トコの頭側に立つように言われ
30Kg以上もある大きな体をおさえるため
スタッフが3人も来てくれました。
私がおすわりの指示を出すと、トコはちゃんとすぐに座って
スタッフの方々がそのまま「伏せ〜、はいゴロ〜ン!」と
上手に横にして、しっかり押さえてくれました。
その中に山中先生もいました。
その時、トコを一緒に押さえてくれていた
ピンクの白衣(?)を着ている看護士さんの腕は
いくつか傷痕がありました。
仕事とは言え、とっても真っ白できれいな腕なのに・・・
「大変ですね、かわいそうに・・・」とそっと触ると
明るく「山中先生はもっとすごいですよ〜!」と笑いました。
本当にみんな、動物が愛しくてしょうがない、
彼らのためなら・・・といった方達でした。
トコは、私の胸の中に顔を突っ込んで
体を硬くして緊張していますが、でもすごくおとなしい。
それは、ここまでの短い時間のいくつかの出来事で
私がこの病院の先生達を「すごく信頼できる」
と感じていたからだと思います。
その後、血液採ったり、それらをなんだかスゴイ機械で検査して
すごい設備だなぁ〜と本当に関心しました。
その場で全てができるようになっている、本当に最新医療です。
こんないい病院、本当にチェックしておいて正解だったなぁ〜
と思いました。
トコったら!!そんなになってもこの椅子で寝たいの?
(元気な時の写真です)
免疫介在性溶血性貧血(5)へ
posted by 宮西 希 at 14:22| Comment(0)
| ペット・免疫介在性溶血性貧血